エスケーエレクが１４年９月期業績予想を上方修正、第８世代以下のフォトマスク需要増で

　エスケーエレクトロニクス<6677.T>がこの日の取引終了後、１４年９月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１８５億円から１９０億円（前期比５．２％増）へ、営業利益を同３３億円から３６億５０００万円（同７５．７％増）へ、純利益を同２３億円から２４億円（同２９．７％増）へ上方修正した。テレビやスマートフォン向けの第８世代以下用フォトマスクの需要が好調に推移していることに加えて、収益性の高い製品の割合が増加したことや、製造原価の改善、設備投資のずれ込みによる減価償却費の減少などが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来１０円を予定していた期末一括配当を１５円にすると発表した。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（１０～６月）の連結決算では、売上高１４９億６５００万円（前年同期比２２．３％増）、営業利益３３億４７００万円（同４．０倍）、純利益２０億９４００万円（同３．６倍）となった。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）