エスケーエレ、今期経常を19％上方修正

　エスケーエレクトロニクス <6677> [東証Ｓ] が5月16日大引け後(15:30)に決算を発表。22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比5.9倍の8.8億円に急拡大し、従来予想の6億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→19億円(前期は13.7億円)に18.8％上方修正し、増益率が16.7％増→38.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益は前年同期比16.6％減の10.1億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常損益は5.7億円の黒字(前年同期は1.8億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の1.0％→10.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第２四半期累計期間につきましては、減価償却費の減少に加え、経費削減等により、各利益が前回予想を上回りました。通期の業績予想につきましては、第２四半期累計期間の実績と今後の見通しを考慮し修正を行います。