エスケーエレ、今期経常を21％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も13円増額

　エスケーエレクトロニクス <6677> [ＪＱ] が5月13日大引け後(15:30)に決算を発表。19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の37.4億円に急拡大し、従来予想の27億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の47億円→57億円(前期は45.9億円)に21.3％上方修正し、増益率が2.3％増→24.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益は前年同期比41.1％減の19.5億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→30円(前期は17円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.6倍の22.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1％→31.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2019年9月期の第2四半期累計期間（2018年10月1日～2019年3月31日）において、中国向け第10.5世代および第11世代用フォトマスクの売上が伸展したことにより、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益ともに増加しました。　その結果、2018年11月12日に公表した業績予想を上回ったことから、業績予想を修正いたしました。

　　2019年9月期の期末配当金につきましては、通期業績予想が当初予想を上回る見通しとなったことから、普通株式1株当たり30円に修正いたします。※将来の事象に関わる記述に関する注意　業績予想につきましては、発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後起こりうる様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。