決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 田中化研、Ｊエレベータ、エスケーエレ (8月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の8月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　仙波糖化 <2916>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比79.7％増の3.8億円に拡大した。

★No.2　田中化研 <4080>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.5％増の2.4億円となり、通期計画の3.3億円に対する進捗率は73.6％に達し、さらに前年同期の37.4％も上回った。

★No.3　玉井船 <9127>
　19年3月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→2億円の黒字(前期は2億6500万円の赤字)に2.0倍上方修正した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2916> 仙波糖化 　　　ＪＱ 　 +21.35 　　8/ 7　　　1Q　　　 79.72
<4080> 田中化研 　　　ＪＱ 　 +15.62 　　8/ 7　　　1Q　　　　2.53
<9127> 玉井船 　　　　東２ 　 +15.45 　　8/ 7　　　1Q　　　　黒転
<6185> ソネットＭＮ 　東Ｍ 　 +15.43 　　8/ 7　　　1Q　　　 91.07
<6046> リンクバル 　　東Ｍ 　 +13.95 　　8/ 7　　　3Q　　　 34.50

<3682> エンカレッジ 　東Ｍ 　 +10.33 　　8/ 7　　　1Q　　　172.73
<6544> Ｊエレベータ 　東Ｍ　　 +9.21 　　8/ 7　　　1Q　　　 59.62
<6677> エスケーエレ 　ＪＱ　　 +7.07 　　8/ 7　　　3Q　　　144.27
<9355> リンコー 　　　東２　　 +6.43 　　8/ 7　　　1Q　　　118.55
<3985> テモナ 　　　　東Ｍ　　 +5.26 　　8/ 7　　　3Q　　　 68.26

<3698> ＣＲＩ 　　　　東Ｍ　　 +4.82 　　8/ 7　　　3Q　　　156.25
<2345> アイスタディ 　東２　　 +4.67 　　8/ 7　　上期　　　　黒転
<9967> 堺商事 　　　　東２　　 +3.96 　　8/ 7　　　1Q　　　115.94
<3059> ヒラキ 　　　　東２　　 +3.54 　　8/ 7　　　1Q　　　　1.81
<4094> 日化産 　　　　東２　　 +3.28 　　8/ 7　　　1Q　　　 26.07

<7417> 南陽 　　　　　東２　　 +3.11 　　8/ 7　　　1Q　　　 14.37
<7604> 梅の花 　　　　東２　　 +2.85 　　8/ 7　　　3Q　　　 23.75
<7287> 日精機 　　　　東２　　 +2.31 　　8/ 7　　　1Q　　　-24.07
<1935> ＴＴＫ 　　　　東２　　 +2.28 　　8/ 7　　　1Q　　　　　－
<5162> 朝日ラバー 　　ＪＱ　　 +1.63 　　8/ 7　　　1Q　　　 17.76

<9955> ヨンキュウ 　　ＪＱ　　 +1.35 　　8/ 7　　　1Q　　　 33.74
<6709> 明星電 　　　　東２　　 +0.96 　　8/ 7　　　1Q　　　　赤縮
<8085> ナラサキ 　　　東２　　 +0.96 　　8/ 7　　　1Q　　　 52.49
<3347> トラスト 　　　東２　　 +0.77 　　8/ 7　　　1Q　　　 19.40
<9890> マキヤ 　　　　ＪＱ　　 +0.67 　　8/ 7　　　1Q　　　 49.24

<6639> コンテック 　　東２　　 +0.50 　　8/ 7　　　1Q　　　 41.45
<4690> 日パレット 　　ＪＱ　　 +0.44 　　8/ 7　　　1Q　　　　黒転
<2344> 平安レイ 　　　ＪＱ　　 +0.32 　　8/ 7　　　1Q　　　 -4.52
<9996> サトー商会 　　ＪＱ　　 +0.30 　　8/ 7　　　1Q　　　 -4.56

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース