ＧＳユアサ、今期経常を29％上方修正、配当も5円増額

　ジーエス・ユアサ　コーポレーション <6674> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.4％増の166億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の170億円→220億円(前期は231億円)に29.4％上方修正し、減益率が26.4％減→4.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の105億円→155億円(前年同期は146億円)に47.6％増額し、一転して5.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→40円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比35.0％増の101億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.7％→8.6％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当期の配当については、2020年11月６日開示の「2021年３月期 第２四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」にて2021年３月期の期末配当金の予想を１株当たり35.00円としておりましたが、本日（2021年２月４日）公表の「2021年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」に記載のとおり、業績予想を修正したことに伴い、配当につきましても当期の期末配当予想を前回予想から5.00円増配の40.00円（配当性向 35.9％）に修正いたします。