ＭＣＪ、今期経常は4％減益、前期配当増額も今期減配

　ＭＣＪ <6670> [東証２] が5月14日後場(14:50)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比12.5％増の155億円に伸びたが、22年3月期は前期比3.9％減の149億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を28.99～29.91円→31円に増額し、今期は前期比0.48円減の30.52円に減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比17.1％減の32.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.9％→7.8％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、経営成績に応じた業績配分型の配当を基本方針として、親会社株主に帰属する当期純利益ベースでの配当性向30％以上を目標として利益還元を行うこととしております。　2021年３月期における１株当たりの期末配当予想金額につきましては、28円99銭～29円91銭としておりましたが、今般、親会社株主に帰属する当期純利益が業績予想を上回ったことを受け、１株当たり31円に修正させていただきます。結果、配当性向は30.5%となります。