太洋工業は大幅５日続落、１７年１２月期業績が計画下振れで着地

　太洋工業<6663.T>は大幅５日続落。２９日の取引終了後、集計中の１７年１２月期連結業績について、売上高が従来予想の５１億７３００万円から４２億３８００万円（前の期比１４．９％減）へ、営業損益が６２００万円の黒字から２９００万円の赤字（前の期５７００万円の黒字）へ、最終利益が１４００万円から５００万円（前の期比９１．１％減）へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

　鏡面研磨機事業で機械販売が計画より増加した一方、商社事業で中小型ディスプレー向け液晶モジュール検査システムの販売が苦戦したことや、基板検査機事業で、中国市場における外観検査機の販売が計画を下回ったことが要因という。また、電子基板事業でＦＰＣ試作が計画を下回ったことも響いたとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）