メディアＬ、前期経常を赤字拡大に下方修正

　メディアリンクス <6659> [東証Ｓ] が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の1億0400万円の赤字→1億9000万円の赤字(前の期は2億2800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億3100万円→4500万円(前年同期は1億5500万円)に65.6％減額し、減益率が15.5％減→71.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高については、前回予想を下回る見込みです。自社製品以外の外部調達品の当社への納期遅延が発生したことで一部の売上が翌期にずれ込んだことが主な原因です。これに伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても前回発表の通期業績予想を下回る見通しとなっております。なお、本修正には、次項「特別損失の計上」に記載の固定資産の減損損失が含まれております。　特別損失の計上　「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、2024年３月期第４四半期連結会計期間において、固定資産の減損損失 44百万円を特別損失として計上いたします。　なお、上記に記載した数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。