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正興電機製作所のニュース
<動意株・10日>(大引け)=栄電子、アルプス技、日金銭など
栄電子<7567.T>=後場ストップ高。同社はきょう午後1時30分頃に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは前期比5.0倍の6億900万円(従来予想は3億500万円)に引き上げた。売上高の見通しも同54.5%増の86億8900万円(従来予想は73億2600万円)に上方修正。半導体需要が大幅に増加していることが主な要因だとしている。
アルプス技研<4641.T>=大幅高。一時13.6%高の2125円まで上値を伸ばした。IT系技術者派遣の大手だが、業績は半導体関連分野などを中心に好調に推移している。9日取引終了後に発表した21年12月期決算は営業利益が前の期比7%増の38億7500万円と増益を確保した。続く22年12月期の同利益は前期比17%増の45億5000万円と2ケタ伸長を予想しており、これが評価される形で買いを呼び込んでいる。信用買い残が枯れ切った状態にあることで、株式需給面でも上値が軽い。
日本金銭機械<6418.T>=急反発。9日の取引終了後、22年3月期の連結経常損益は10億円の黒字(前期は29億200万円の赤字)になりそうだと発表。従来予想の6億2000万円の黒字から大幅上方修正となり、これを好感する買いが入っている。同時に発表した4~12月期の同損益は13億1300万円の黒字(前年同期は18億9700万円の赤字)だった。米国ゲーミング市場の急回復に伴う顧客の設備投資需要が継続したうえ、欧州ではセルフレジ精算機向けの紙幣識別機ユニットの販売が好調だった。また、開発費の抑制や固定費の削減に加え、円安による為替差損益の好転なども利益改善につながった。足もとの業績動向を踏まえ通期見通しを引き上げた。
メディアドゥ<3678.T>=続伸。全体相場が伸び悩むなか上げ幅を縮小しているが、一時144円高の2769円まで駆け上がる場面があった。電子書籍の取次で国内最大手に位置する。出版不況が言われるなかにあっても電子書籍についてはコミック中心に急成長が続いており、同社の業績はトップラインが10年2月期以降、10年以上にわたる大幅増収トレンドを続けている。22年2月期営業利益は前期比13%増の30億円と伸び率こそ鈍化するものの2ケタ成長を確保する見通しだ。デジタルコンテンツの資産化に焦点を当て、NFTを使ったデジタル特典付きのコンテンツ販売にも力を入れている。メタバース分野への参入にも意欲的だ。今週8日に、VRソリューション開発会社HIKKY(東京都渋谷区)に出資し、業務提携を開始したことを発表、メタバース領域での読書の新たな価値創出に向けた取り組みを加速する方針で、これも株価の刺激材料となっている。
正興電機製作所<6653.T>=マド開け急伸。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも目前に迫っており、トレンド転換の様相を強めている。電力向け受変電設備や開閉装置などの製造販売を手掛け、主要顧客が九州電力<9508.T>と日立製作所<6501.T>で安定した収益基盤を持っている。9日取引終了後に発表した、22年12月期業績予想は売上高が前期比22%増の300億円、営業利益は同42%増の20億円と大幅増益を見込んでおり、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となっている。IoT技術を活用した情報制御システムで優位性を持っており、環境エネルギー部門では道路設備向け受配電システムなどの伸びが収益に貢献する見通し。
タカトリ<6338.T>=ストップ高。同社は半導体向けなどを主力に精密切断加工を行うマルチワイヤーソーが看板商品として収益を牽引している。旺盛な半導体設備投資需要を背景に業績は急拡大途上にある。9日取引終了後、22年9月期第1四半期(21年10~12月)決算を発表、営業利益は4億4800万円(前年同期は1億2600万円の赤字)と絶好調で、通期計画の5億3000万円(前期比36%増)に対する進捗率は85%に達した。これがポジティブサプライズとなり投資資金が一気に流入する格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
アルプス技研<4641.T>=大幅高。一時13.6%高の2125円まで上値を伸ばした。IT系技術者派遣の大手だが、業績は半導体関連分野などを中心に好調に推移している。9日取引終了後に発表した21年12月期決算は営業利益が前の期比7%増の38億7500万円と増益を確保した。続く22年12月期の同利益は前期比17%増の45億5000万円と2ケタ伸長を予想しており、これが評価される形で買いを呼び込んでいる。信用買い残が枯れ切った状態にあることで、株式需給面でも上値が軽い。
日本金銭機械<6418.T>=急反発。9日の取引終了後、22年3月期の連結経常損益は10億円の黒字(前期は29億200万円の赤字)になりそうだと発表。従来予想の6億2000万円の黒字から大幅上方修正となり、これを好感する買いが入っている。同時に発表した4~12月期の同損益は13億1300万円の黒字(前年同期は18億9700万円の赤字)だった。米国ゲーミング市場の急回復に伴う顧客の設備投資需要が継続したうえ、欧州ではセルフレジ精算機向けの紙幣識別機ユニットの販売が好調だった。また、開発費の抑制や固定費の削減に加え、円安による為替差損益の好転なども利益改善につながった。足もとの業績動向を踏まえ通期見通しを引き上げた。
メディアドゥ<3678.T>=続伸。全体相場が伸び悩むなか上げ幅を縮小しているが、一時144円高の2769円まで駆け上がる場面があった。電子書籍の取次で国内最大手に位置する。出版不況が言われるなかにあっても電子書籍についてはコミック中心に急成長が続いており、同社の業績はトップラインが10年2月期以降、10年以上にわたる大幅増収トレンドを続けている。22年2月期営業利益は前期比13%増の30億円と伸び率こそ鈍化するものの2ケタ成長を確保する見通しだ。デジタルコンテンツの資産化に焦点を当て、NFTを使ったデジタル特典付きのコンテンツ販売にも力を入れている。メタバース分野への参入にも意欲的だ。今週8日に、VRソリューション開発会社HIKKY(東京都渋谷区)に出資し、業務提携を開始したことを発表、メタバース領域での読書の新たな価値創出に向けた取り組みを加速する方針で、これも株価の刺激材料となっている。
正興電機製作所<6653.T>=マド開け急伸。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも目前に迫っており、トレンド転換の様相を強めている。電力向け受変電設備や開閉装置などの製造販売を手掛け、主要顧客が九州電力<9508.T>と日立製作所<6501.T>で安定した収益基盤を持っている。9日取引終了後に発表した、22年12月期業績予想は売上高が前期比22%増の300億円、営業利益は同42%増の20億円と大幅増益を見込んでおり、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となっている。IoT技術を活用した情報制御システムで優位性を持っており、環境エネルギー部門では道路設備向け受配電システムなどの伸びが収益に貢献する見通し。
タカトリ<6338.T>=ストップ高。同社は半導体向けなどを主力に精密切断加工を行うマルチワイヤーソーが看板商品として収益を牽引している。旺盛な半導体設備投資需要を背景に業績は急拡大途上にある。9日取引終了後、22年9月期第1四半期(21年10~12月)決算を発表、営業利益は4億4800万円(前年同期は1億2600万円の赤字)と絶好調で、通期計画の5億3000万円(前期比36%増)に対する進捗率は85%に達した。これがポジティブサプライズとなり投資資金が一気に流入する格好となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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