105円
ネクスグループのニュース
■ネクスグループ<6634>の業績動向
(3) ブランドリテールプラットフォーム事業
ブランドリテールプラットフォーム事業全体では、売上高は5,776百万円(前期比10.4%減)、セグメント損失は423百万円(前期は460百万円の損失)であった。不採算店舗の閉店や人員体制の見直しなどによる構造改革を進めており、減収であったが構造改革の効果が出てきており、営業損失幅の縮小につながっている。
チチカカは、店舗事業においては2018年10月末時点の94店舗から2019年11月期は1店舗の閉店(吉祥寺店)により2019年10月末時点で93店舗体制、またEC事業においては8店舗体制となっている。営業キャッシュ・フロー改善の施策として、在庫回転率の低い食器等の生活雑貨から在庫回転率の高い衣料・服飾雑貨に仕入・販売をシフトすることで、仕入と売上のバランスの再構築を行った。営業面においては、不採算店舗閉店(吉祥寺店)と売上前年比が90%でも耐えられる組織構造改革を行っている。新しい取り組みとして、2019年9月に梅田阪急の「ラテン的多彩な暮らし」の催事出店、トヨタグループのサンクスセールの出店等も行った。
バックオフィスにおいては、2019年9月に本社オフィスを新横浜から東京日本橋の馬喰町に移転した。グループアパレル会社とのシナジー効果の実現、取引業者との物理的距離を近くすることによる商品情報の早期取得、首都圏の優秀な人材確保を意図しており、様々な面で効果が表れつつある。また、海外仕入先企業との支払サイト見直し交渉によるキャッシュ・フロー改善の取り組み、すべての海外仕入先と商品別納期契約書を締結することによる納期遅延防止の取り組みも開始した。
(4) 仮想通貨・ブロックチェーン事業
仮想通貨・ブロックチェーン事業では、売上高は9百万円(前期比99.3%減)、セグメント損失は16百万円(前期は1,320百万円の利益)であった。前期実績が一過性のトレーディング収入によるもので、それがはく離した反動のためである。
イーフロンティアでは、引き続きAI技術を利用した暗号資産のトレーディングシステムの開発を継続していく。今後は、提携する(株)フィスコ仮想通貨取引所、フィスコ仮想通貨取引所が運営を引き継いだZaifの取引データを蓄積・学習することでより精緻なAI技術を利用した暗号資産のトレーディングシステムの開発を進め、暗号資産市場の動向を踏まえた資金効率を意識した運用を可能とするシステムを目指していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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(3) ブランドリテールプラットフォーム事業
ブランドリテールプラットフォーム事業全体では、売上高は5,776百万円(前期比10.4%減)、セグメント損失は423百万円(前期は460百万円の損失)であった。不採算店舗の閉店や人員体制の見直しなどによる構造改革を進めており、減収であったが構造改革の効果が出てきており、営業損失幅の縮小につながっている。
チチカカは、店舗事業においては2018年10月末時点の94店舗から2019年11月期は1店舗の閉店(吉祥寺店)により2019年10月末時点で93店舗体制、またEC事業においては8店舗体制となっている。営業キャッシュ・フロー改善の施策として、在庫回転率の低い食器等の生活雑貨から在庫回転率の高い衣料・服飾雑貨に仕入・販売をシフトすることで、仕入と売上のバランスの再構築を行った。営業面においては、不採算店舗閉店(吉祥寺店)と売上前年比が90%でも耐えられる組織構造改革を行っている。新しい取り組みとして、2019年9月に梅田阪急の「ラテン的多彩な暮らし」の催事出店、トヨタグループのサンクスセールの出店等も行った。
バックオフィスにおいては、2019年9月に本社オフィスを新横浜から東京日本橋の馬喰町に移転した。グループアパレル会社とのシナジー効果の実現、取引業者との物理的距離を近くすることによる商品情報の早期取得、首都圏の優秀な人材確保を意図しており、様々な面で効果が表れつつある。また、海外仕入先企業との支払サイト見直し交渉によるキャッシュ・フロー改善の取り組み、すべての海外仕入先と商品別納期契約書を締結することによる納期遅延防止の取り組みも開始した。
(4) 仮想通貨・ブロックチェーン事業
仮想通貨・ブロックチェーン事業では、売上高は9百万円(前期比99.3%減)、セグメント損失は16百万円(前期は1,320百万円の利益)であった。前期実績が一過性のトレーディング収入によるもので、それがはく離した反動のためである。
イーフロンティアでは、引き続きAI技術を利用した暗号資産のトレーディングシステムの開発を継続していく。今後は、提携する(株)フィスコ仮想通貨取引所、フィスコ仮想通貨取引所が運営を引き継いだZaifの取引データを蓄積・学習することでより精緻なAI技術を利用した暗号資産のトレーディングシステムの開発を進め、暗号資産市場の動向を踏まえた資金効率を意識した運用を可能とするシステムを目指していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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