愛電機、今期経常を10％上方修正、配当も4円増額

　愛知電機 <6623> [名証] が10月29日後場(14:20)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の34.8億円に急拡大し、従来予想の24億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→55億円(前期は47.5億円)に10.0％上方修正し、増益率が5.2％増→15.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比35.1％減の20.1億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の96円→100円(前期は93円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の18.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.5％→7.8％に大幅改善した。

株探ニュース