982円
ダブル・スコープのニュース
ダブル・スコープ、田中化研など大幅高、リチウムイオン電池関連への物色人気加速◇
ダブル・スコープ<6619.T>が大幅続伸、昨年6月以来約1年ぶりの高値圏に浮上したほか、田中化学研究所<4080.T>が前日のストップ高の余勢を駆って続急騰、一時265円高の1375円まで買われる人気となった。
世界的な環境規制の高まりが電気自動車(EV)の普及を強力に後押しし、それに伴い動力源であるリチウムイオン電池の需要急増が予想されている。2018年を境に米国では排ガスを全く出さない自動車について一定の販売比率を確保しなければいけないというZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制が強化され、ハイブリッド車はその範疇から外れる見通しにある。また、ガソリン車普及により大気汚染の問題が深刻な中国でも、国家戦略としてEVの普及を推進している。
欧州でもフランス政府が2040年までにディーゼル車とガソリン車の販売を全廃する計画にあり、直近、英国政府もこれに追随する動きで、新車販売の禁止に伴いガソリン車の全廃を図っていく方針を発表している。このほか、スウェーデンやノルウェーなどの北欧でも同様の動きをみせており、世界中でEVシフトの動きが加速している。
リチウムイオン電池用セパレーターの専業大手で韓国に製造拠点を有しているダブル・スコープや、リチウムイオン電池正極材を手掛ける田中化研などはその関連有力株として投機資金の攻勢が続いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
世界的な環境規制の高まりが電気自動車(EV)の普及を強力に後押しし、それに伴い動力源であるリチウムイオン電池の需要急増が予想されている。2018年を境に米国では排ガスを全く出さない自動車について一定の販売比率を確保しなければいけないというZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制が強化され、ハイブリッド車はその範疇から外れる見通しにある。また、ガソリン車普及により大気汚染の問題が深刻な中国でも、国家戦略としてEVの普及を推進している。
欧州でもフランス政府が2040年までにディーゼル車とガソリン車の販売を全廃する計画にあり、直近、英国政府もこれに追随する動きで、新車販売の禁止に伴いガソリン車の全廃を図っていく方針を発表している。このほか、スウェーデンやノルウェーなどの北欧でも同様の動きをみせており、世界中でEVシフトの動きが加速している。
リチウムイオン電池用セパレーターの専業大手で韓国に製造拠点を有しているダブル・スコープや、リチウムイオン電池正極材を手掛ける田中化研などはその関連有力株として投機資金の攻勢が続いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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