ＬＴＳ反発、ソフト開発のワクトを子会社化へ

　エル・ティー・エス<6560.T>が反発している。同社は１９日取引終了後に、コンピューターソフトウェアの設計・開発などを手掛けるワクト（東京都中央区）の株式を取得し、子会社化すると発表。これに伴い、１９年１２月期通期の連結売上高予想を従来の３２億円から３５億円（前期比１７．１％増）に上方修正することも公表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。

　株式譲渡実行日は２５日を予定。同社は、テクノロジー活用に不可欠なエンジニアリング領域に強みを持つワクトをグループに加えることで、迅速に対応可能な技術範囲・エンジニアリング体制構築の拡大が可能になり、両社の得意領域であるコンサルティング・エンジニアリングの両輪を生かしたサービスの提供を実現するとしている。なお、通期連結業績予想の営業利益、経常利益、純利益は従来計画を据え置いている。

出所：minkabuPRESS