ＦＣＨＤ、今期経常を16％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　ＦＣホールディングス <6542> [東証Ｓ] が6月1日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年6月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→11億円(前期は9.1億円)に15.8％上方修正し、増益率が3.7％増→20.1％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.8億円→8.3億円(前年同期は12.6億円)に21.8％増額し、減益率が45.6％減→33.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→25円(前期は1→1.1の株式分割前で20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 当社は、2022年6月期第3四半期決算において、累計実績が好調に推移したことと、第4四半期の見込みを踏まえ、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が2021年8月10日に公表した連結業績予想を上回る見通しとなったため、通期業績予想を修正いたします。

　　 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと認識しており、経営成績に応じて株主の皆様への利益還元を継続的に行うことを基本方針としております。　 この度、2022年6月期（2021年7月1日～2022年6月30日）の業績予想の修正を踏まえ、株主の皆様への利益還元を促進するため、当期の期末配当金を前回予想の20円から5円増額し、1株当たり25円とすることといたしました。＊上記の業績予想は、現時点において合理的と判断できる情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、予想数値と異なる可能性があります。