オリジン、今期経常を2.3倍上方修正

　オリジン <6513> が3月31日大引け後(17:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の11億円の黒字→25億円の黒字(前期は5.1億円の赤字)に2.3倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.1億円→16.1億円(前年同期は3.9億円)に7.5倍増額し、一転して4.1倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年3月期通期の連結業績予想につきましては、2021年5月11日の業績予想発表時点に対し、かねてより懸案事項であった部材の調達が想定より確保できたこと、また、メカトロニクス事業の光学レンズ貼合装置が、期末日までに売り上がったことなどから、売上高は前回予想を上回る見込みとなりました。　営業利益についても売上構成の変動により収益性が改善したこと、国内外のグループ全体で原価低減及び固定費削減に取組んだ結果、前回予想を上回る見込みとなり、加えて、為替レートが想定より円安で推移している影響から、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益予想についても前回対比上振れする見込みとなりました。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な 要因により予想数値と異なる可能性があります。