決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 象印、地域新聞社、岡野バ (4月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月31日から1日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　地域新聞社 <2164>
　22年8月期第2四半期累計(21年9月-22年2月)の経常損益(非連結)は1200万円の黒字(前年同期連結は5500万円の赤字)に浮上し、従来の700万円の赤字予想から一転黒字で着地。

★No.2　象印 <7965>
　22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比15.5％増の41.4億円に伸び、12-5月期(上期)計画の32億円に対する進捗率が129.6％とすでに上回り、さらに5年平均の79.7％も超えた。

★No.3　岡野バ <6492>
　22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常損益は3500万円の赤字(前年同期は1億4000万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2164> 地域新聞社 　　東Ｇ　　 +7.64 　　4/ 1　　上期　　　　黒転
<7965> 象印 　　　　　東Ｐ　　 +5.23 　　4/ 1　　　1Q　　　 15.54
<6492> 岡野バ 　　　　東Ｓ　　 +1.05 　　4/ 1　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース