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大阪9月限
日経225先物 27840 +160 (+0.57%)
TOPIX先物 1931.0 +5.0 (+0.25%)
日経225先物(9月限)は前日比160円高の2万7840円で取引を終了。寄り付きは2万7790円とシカゴ先物清算値(2万7810円)にサヤ寄せする形で買い先行で始まり、一時2万7900円まで上昇幅を広げる場面が見られた。ただし、買い一巡後は利食いに押されて上げ幅を縮めており、前場半ばには2万7690円と前日終値水準に。その後は持ち直し、ランチタイムで2万7800円を回復すると、後場は2万7770円~2万7820円と狭いレンジ推移が続いた。
寄り付き直後に2万7900円まで上昇した後は利食いに押される格好とはなったものの、米雇用統計のほか、国内では3連休を控えていることを考慮すれば底堅さが意識された相場展開だった。もっとも、東証1部の騰落銘柄では値上がり、値下がり数が拮抗していた。任天堂<7974>は安値からは下げ渋りを見せたものの、それでも7%を超える下落であり、TOPIXの重荷となった。そのほか、トヨタ<7203>やTHK<6481>、村田製作所<6981>などがTOPIXに対してマイナス寄与に。一方で、バンダイナムコホールディングス<7832>、NTTデータ <9613> 、コナミホールディングス<9766>、資生堂<4911>、太陽誘電<6976>などが決算評価で買われており、日経平均株価をけん引する格好となった。
こうした値動きから、NT倍率は先物中心限月で14.41倍と3日続伸。一時14.44倍まで上げ幅を広げてきており、テクニカル面では上値抵抗線として意識されていた5日移動平均線を明確に突破してきた。目先的には25日線が位置する14.50倍水準が意識されてくることから、引き続きNTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)の巻き戻しが意識されやすい。
手口面では、日経225先物はABNアムロが550枚、BofAが380枚、野村が350枚程度の売り越しに対して、クレディスイスが790枚、モルガンSが320枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はHSBCが1100枚、JPモルガンが1070枚程度の売り越しに対して、モルガンSが850枚、ソジェンが530枚、クレディスイスが470枚程度の買い越しだった。クレディスイスからのショートカバーと見られる売買は継続。
株探ニュース
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