決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ハニーズＨＤ、わらべ日洋、放電精密 (7月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　フェリシモ <3396>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比38倍の5.6億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の1.9億円に対する進捗率が296.8％とすでに上回り、さらに5年平均の33.1％も超えた。

★No.2　ハニーズＨＤ <2792>
　21年5月期の連結経常利益は前の期比59.0％増の39.7億円に拡大し、22年5月期も前期比13.3％増の45億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　わらべ日洋 <2918>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の14.2億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の29.5億円に対する進捗率は5年平均の43.2％を上回る48.3％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3396> フェリシモ 　　東１ 　 +20.92 　　7/ 6　　　1Q　　 3660.00
<2792> ハニーズＨＤ 　東１ 　 +14.02 　　7/ 6　本決算　　　 13.32
<2918> わらべ日洋 　　東１　　 +6.17 　　7/ 6　　　1Q　　　472.69
<6469> 放電精密 　　　ＪＱ　　 +2.68 　　7/ 6　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース