決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … イビデン、大塚商会、太陽ＨＤ (5月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月28日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.4　大塚商会 <4768>
　23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比21.6％増の174億円に伸び、1-6月期(上期)計画の339億円に対する進捗率は51.4％に達し、5年平均の47.2％も上回った。

★No.5　ニチダイ <6467>
　23年3月期の連結経常損益は6500万円の赤字(前の期は2億6400万円の黒字)に転落したが、従来予想の8600万円の赤字を上振れて着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4062> イビデン 　　　東Ｐ 　 +11.47 　　5/ 1　本決算　　　-31.74
<5905> 日カン 　　　　東Ｓ 　 +11.26 　　5/ 1　本決算　　　 -4.48
<4626> 太陽ＨＤ 　　　東Ｐ　　 +5.64 　　5/ 1　本決算　　　 -4.93
<4768> 大塚商会 　　　東Ｐ　　 +3.34 　　5/ 1　　　1Q　　　 21.57
<6467> ニチダイ 　　　東Ｓ　　 +2.65 　　5/ 1　本決算　　　　黒転

<2926> 篠崎屋 　　　　東Ｓ　　 +1.08 　　5/ 1　　上期　　　　赤転
<9950> ハチバン 　　　東Ｓ　　 +0.32 　　5/ 1　本決算　　　-22.77

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース