ヒーハイスト、前期経常を一転黒字に上方修正、未定だった配当は2期ぶり1円で復配

　ヒーハイスト <6433> [ＪＱ] が5月13日大引け後(16:10)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の8900万円の赤字→9300万円の黒字(前の期は2500万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の200万円の赤字→1億8000万円の黒字(前年同期は7000万円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を1円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度の業績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、依然として先行き不透明な状況にありますが、第３四半期以降、直動機器、精密部品加工の売上が回復し、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける前の水準まで回復してきたことから、売上高や利益面につきまして前回の発表予想より増加する見込みとなっております。

　　 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、配当を行うことを基本方針としております。　 上記の基本方針に基づき、業績の状況等も踏まえて検討した結果、当期については期末配当予想を１株当たり１円とさせていただく予定です。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基いており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。