トリニ工、今期経常を29％上方修正、配当も6円増額

　トリニティ工業 <6382> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の21.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の21億円→27億円(前期は14.7億円)に28.6％上方修正し、増益率が42.8％増→83.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.7億円→15.7億円(前年同期は12.2億円)に61.4％増額し、一転して28.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→36円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の10.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.4％→9.9％に急改善した。

株探ニュース