トリニ工、今期経常を61％上方修正、配当も7円増額

　トリニティ工業 <6382> [東証２] が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比47.6％減の8.2億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の9億円→14.5億円(前期は28.3億円)に61.1％上方修正し、減益率が68.3％減→48.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比50.4％減の6.2億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→18円(前期は36円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比57.5％減の3.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.1％→4.0％に急悪化した。

株探ニュース