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日機装のニュース
日機装 <6376> が12月20日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期の連結最終利益を従来予想の47億円→9億円(前期は65.6億円)に80.9%下方修正し、減益率が28.4%減→86.3%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の39.4億円→1.4億円(前年同期は37.1億円)に96.3%減額し、一転して96.1%減益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
世界的なサプライチェーンの混乱、調達・物流コストの高騰など外部環境の悪化もあり、当社経営環境は引き続き厳しさを増しています。在ベトナムホーチミンの当社血液回路工場では、2021 年7 月以降新型コロナウイルス感染症蔓延による当局の指導により工場稼働の制限を余儀なくされました。稼働率は徐々に回復しており来期以降は通常操業への見通しは立ってきましたが、他社品調達に伴う調達コストの増加や、航空便利用による物流費の高騰の影響を受け、医療部門の営業利益は大きく減少する見通しであり、営業利益の下方修正の主要因となっています。ヘルスケア事業では、新製品の投入による拡販を試みましたが装置単体販売が振るわず、また海外市場展開の遅れもあり売上収益が低調に推移しています。工業部門では、主力の海外子会社2社(LEWA 社、CE&IG グループ)がプロジェクト遅延等の影響を受け、また国内では宮崎インダストリアル工場の一部稼働遅れ等により製品出荷が伸び悩み売上収益は減少する見込みです。これら足元の動向を踏まえ、売上収益、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益を下方修正します。 また、業績予想の前提となる為替レートを変更(米ドルは109 円から110 円に、ユーロは129 円から130 円に変更)します。なお、今回の修正に伴う配当予想の変更はありません。 来期2022 年以降も当社経営環境は外部環境要因による逆風が想定されますが、医療部門では、ベトナム血液回路工場が通常稼働に戻ることにより当期に発生した緊急対応支出の圧縮が見込まれます。実業では、国内外の透析装置需要が堅調に推移する見込みに加え、北米市場への本格展開が開始される予定です。工業部門では、製品出荷が回復基調にある航空宇宙事業は一定の収益性改善が見込まれ、インダストリアル事業はLNG 船向け燃料供給装置を始めとして受注環境は好況で、生産・出荷を確実に遂行し業績の伸長を目指しています。以上のように各事業環境の好転が見込まれる中で、全社収益力の確実な改善を図ってまいります。注)本資料に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確定な要素を含んでいます。今後の事業運営や為替の変動等、様々な要因により、実際の業績が予想数値と異なる結果となる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の39.4億円→1.4億円(前年同期は37.1億円)に96.3%減額し、一転して96.1%減益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
世界的なサプライチェーンの混乱、調達・物流コストの高騰など外部環境の悪化もあり、当社経営環境は引き続き厳しさを増しています。在ベトナムホーチミンの当社血液回路工場では、2021 年7 月以降新型コロナウイルス感染症蔓延による当局の指導により工場稼働の制限を余儀なくされました。稼働率は徐々に回復しており来期以降は通常操業への見通しは立ってきましたが、他社品調達に伴う調達コストの増加や、航空便利用による物流費の高騰の影響を受け、医療部門の営業利益は大きく減少する見通しであり、営業利益の下方修正の主要因となっています。ヘルスケア事業では、新製品の投入による拡販を試みましたが装置単体販売が振るわず、また海外市場展開の遅れもあり売上収益が低調に推移しています。工業部門では、主力の海外子会社2社(LEWA 社、CE&IG グループ)がプロジェクト遅延等の影響を受け、また国内では宮崎インダストリアル工場の一部稼働遅れ等により製品出荷が伸び悩み売上収益は減少する見込みです。これら足元の動向を踏まえ、売上収益、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益を下方修正します。 また、業績予想の前提となる為替レートを変更(米ドルは109 円から110 円に、ユーロは129 円から130 円に変更)します。なお、今回の修正に伴う配当予想の変更はありません。 来期2022 年以降も当社経営環境は外部環境要因による逆風が想定されますが、医療部門では、ベトナム血液回路工場が通常稼働に戻ることにより当期に発生した緊急対応支出の圧縮が見込まれます。実業では、国内外の透析装置需要が堅調に推移する見込みに加え、北米市場への本格展開が開始される予定です。工業部門では、製品出荷が回復基調にある航空宇宙事業は一定の収益性改善が見込まれ、インダストリアル事業はLNG 船向け燃料供給装置を始めとして受注環境は好況で、生産・出荷を確実に遂行し業績の伸長を目指しています。以上のように各事業環境の好転が見込まれる中で、全社収益力の確実な改善を図ってまいります。注)本資料に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確定な要素を含んでいます。今後の事業運営や為替の変動等、様々な要因により、実際の業績が予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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