好業績ながら評価不足、バリュエーションが下支えし積極買い候補
業種:機械
時価総額:146億円
PER:2.91倍
PBR:0.48倍
航空機の脚部システムが主力で降着装置やエンジンの熱制御など航空・宇宙関連事業に強みをもつ。また、熱交換器にも強みがあり、LNG気化装置では世界トップメーカーとなる。その他に最先端ICT向けとしてMEMS・半導体製造装置、さらにMEMSジャイロセンサ、光通信用MEMSデバイスなどの開発・製造にも取り組んでいる。
業績面においては1/31に第3Q決算ならびに業績予想を非開示とすることを発表し、足元の10-12月期は前年同期比で売上高7.6%増収、営業利益は同80.7%増益の経常利益は同2.1倍と好決算だった。しかし、防衛省との防衛装備品に係る過大請求事案が発覚したほか、昨年末にもプレートフィン型熱交換器の製造における高圧ガス保安法に抵触するペナルティを出したことも重なり、正当に評価されづらいものとなっている。
株価は直近の地合い難でサポートライン割れとなり昨年来安値2700円にまで押し戻される動きとみられる一方、昨日夜間の先物で日中の4倍近くまで取引量が膨らんでいることからセリングクライマックスが近いとみられる。本日と週明け月曜日は機械的なアルゴの売りプログラムとリスクパリティファンドによる月末月初の売りでとくに下げがきつくなるかと思われ、短期的なリバウンドを狙いながらここから買い下がる方針が有効と思われる。
時価総額:146億円
PER:2.91倍
PBR:0.48倍
航空機の脚部システムが主力で降着装置やエンジンの熱制御など航空・宇宙関連事業に強みをもつ。また、熱交換器にも強みがあり、LNG気化装置では世界トップメーカーとなる。その他に最先端ICT向けとしてMEMS・半導体製造装置、さらにMEMSジャイロセンサ、光通信用MEMSデバイスなどの開発・製造にも取り組んでいる。
業績面においては1/31に第3Q決算ならびに業績予想を非開示とすることを発表し、足元の10-12月期は前年同期比で売上高7.6%増収、営業利益は同80.7%増益の経常利益は同2.1倍と好決算だった。しかし、防衛省との防衛装備品に係る過大請求事案が発覚したほか、昨年末にもプレートフィン型熱交換器の製造における高圧ガス保安法に抵触するペナルティを出したことも重なり、正当に評価されづらいものとなっている。
株価は直近の地合い難でサポートライン割れとなり昨年来安値2700円にまで押し戻される動きとみられる一方、昨日夜間の先物で日中の4倍近くまで取引量が膨らんでいることからセリングクライマックスが近いとみられる。本日と週明け月曜日は機械的なアルゴの売りプログラムとリスクパリティファンドによる月末月初の売りでとくに下げがきつくなるかと思われ、短期的なリバウンドを狙いながらここから買い下がる方針が有効と思われる。