アイチコーポ、アジア向け高所作業車の製販を強化
掲載日 2010年01月15日
　アイチコーポレーションは中国・東南アジアで、高所作業車の生産・販売体制を強化する。中国・浙江省杭州市に建設していた自走式高所作業車の組立工場が完成。２０１０年度に年３００台を生産する。また、東南アジアで中古高所作業車を販売するための検討を始めた。レンタル事業者向けを中心に国内需要が低迷する中、市場拡大が見込めるアジア地域の生産・販売体制を整えて収益基盤を強化する。
　アイチコーポレーションは中国子会社「浙江愛知工程机械」（杭州市）の新工場を完成し、１８日には佐藤則夫社長らが出席して落成式を行う。
　杭州経済技術開発区で０８年１１月から建設を進めていたもので、投資額は数億円。敷地面積は約５万平方メートル、延べ床面積は９６００平方メートル。ホイール式の直進ブーム型・垂直昇降型の自走式高所作業車を年３００台生産し、当面は造船所などに販売。高所作業車の部品製造も担当する。

次世代送電網スマートグリッド関連で買われてるのかな？