新東工業が５日続伸で年初来高値更新を指呼の間、全固体電池関連として再浮上◇

　新東工業<6339.T>が５日続伸と上値追い鮮明、１１月１６日につけた年初来高値１４８３円更新を指呼の間にとらえている。ここトヨタ自動車<7203.T>の電気自動車（ＥＶ）分野への注力姿勢を背景に、基幹部品である車載用２次電池に関連する銘柄には値動きの強いものが目立つ。同社は「全固体電池を構成する層構造体の製造方法、製造装置及びその層構造体を備えた全固体電池」で特許を取得済みで、全固体電池関連株の一角として人気素地を持つ。業績も堅調で１８年３月期年間配当は前期比２円増配の２０円を計画するなど株主還元にも厚い一方、ＰＢＲ０．８倍台と割安感がある。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）