決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … ＧＥＮＤＡ、エッジテクノ、ユークス (9月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の9月7日から8日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　石井表記 <6336>
　24年1月期の連結経常利益を従来予想の18.9億円→16億円(前期は20.1億円)に15.2％下方修正し、減益率が6.0％減→20.2％減に拡大する見通しとなった。

▲No.3　ユークス <4334>
　24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比63.6％減の2.3億円に大きく落ち込み、通期計画の16.2億円に対する進捗率は14.7％にとどまり、さらに前年同期の59.8％も下回った。

▲No.5　エッジテクノ <4268>
　24年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比67.5％減の2600万円に大きく落ち込み、通期計画の2億円に対する進捗率は13.0％にとどまり、さらに前年同期の32.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2991> ランドネット 　東Ｓ 　 -14.86 　　9/ 8　本決算　　　 14.90
<6336> 石井表記 　　　東Ｓ 　 -10.56 　　9/ 8　　上期　　　107.92
<4334> ユークス 　　　東Ｓ　　 -9.60 　　9/ 8　　上期　　　-63.55
<3733> ソフトウェア 　東Ｓ　　 -9.35 　　9/ 8　　　3Q　　　 40.92
<4268> エッジテクノ 　東Ｇ　　 -8.97 　　9/ 8　　　1Q　　　-67.50

<6656> インスペック 　東Ｓ　　 -8.46 　　9/ 8　　　1Q　　　　赤拡
<5218> オハラ 　　　　東Ｓ　　 -8.23 　　9/ 8　　　3Q　　　-13.72
<7804> Ｂ＆Ｐ 　　　　東Ｓ　　 -7.24 　　9/ 8　　　3Q　　　 19.63
<6049> イトクロ 　　　東Ｇ　　 -5.73 　　9/ 8　　　3Q　　　509.89
<9166> ＧＥＮＤＡ 　　東Ｇ　　 -5.07 　　9/ 8　　上期　　　　　－

<7983> ミロク 　　　　東Ｓ　　 -4.39 　　9/ 8　　　3Q　　　　4.79
<3071> ストリーム 　　東Ｓ　　 -2.61 　　9/ 8　　上期　　　-66.90
<4238> ミライアル 　　東Ｓ　　 -1.70 　　9/ 8　　上期　　　-20.67
<6757> ＯＳＧコーポ 　東Ｓ　　 -1.54 　　9/ 8　　上期　　　-35.83

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース