帝国電、今期経常を一転9％増益に上方修正、配当も14円増額

　帝国電機製作所 <6333> が2月9日大引け後(17:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.2％増の21.1億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18.3億円→27.3億円(前期は25.1億円)に49.2％上方修正し、一転して8.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.9億円→14.9億円(前年同期は15.2億円)に2.5倍増額し、減益率が61.0％減→1.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→50円(前期は36円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.1％増の8.7億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の15.8％→13.0％に低下した。

株探ニュース