北川鉄、前期最終を一転黒字に上方修正

　北川鉄工所 <6317> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の2億円の赤字→2.3億円の黒字(前の期は16.4億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の6億円→10.3億円(前年同期は0.4億円)に71.2％増額し、増益率が12倍→21倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期通期連結業績予想に関して、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については売上高が予想数値を上回ったことと、経費の削減が進み損益分岐点の引き下げが進んだこと、円安による為替差益を営業外損益に計上したことから予想数値を上回る見通しとなりましたので上記のとおり業績予想を修正します。（注）上記の業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。