北川鉄は波乱展開、第２四半期累計業績予想の上方修正を発表

　北川鉄工所<6317.T>は２０日午後２時、１８年３月期の第２四半期累計連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を２３０億円から２５５億９０００万円（前年同期比４．５％減）へ、営業利益を１５億５０００万円から２２億円（同３．７％増）へ、最終利益を１１億円から１６億５０００万円（同３１．７％増）へ修正した。

　株価は、上方修正発表直後に一時、前日比４３円高の２９７１円まで買われたものの、その後直ちに前日比マイナス圏に沈む波乱展開となった。

　売上高は、金属素形材事業で顧客の増産に対応し、特に建設・農業機械向け部品が堅調であったことや、工作機器事業で、海外のＥＭＳ向けが見通しを上回ったこと、さらに産業機械事業がで荷役機械関連設備、自走式立体駐車場の売上が好調に推移したことにより上方修正となった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）