決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ツインバード、ドーン、コックス (7月2日～8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　霞ヶ関Ｃ <3498>
　21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常損益は7.1億円の赤字(前年同期は2.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　シリコンスタ <3907>
　21年11月期の連結経常損益を従来予想の1億1000万円の黒字→1億0200万円の赤字(前期は7700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.5　シーズメン <3083>
　22年2月期の経常損益を従来予想の2.1億円の赤字→3.2億円の赤字(前期非連結は1.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｍ 　 -13.20 　　7/ 2　　　3Q　　　　赤拡
<4394> エクスＭ 　　　東Ｍ 　 -10.48 　　7/ 2　　上期　　　 55.81
<3907> シリコンスタ 　東Ｍ　　 -6.75 　　7/ 6　　上期　　　　赤転
<6734> ニューテック 　ＪＱ　　 -6.67 　　7/ 6　　　1Q　　　　赤縮
<3083> シーズメン 　　ＪＱ　　 -5.69 　　7/ 8　　　1Q　　　　赤拡

<4361> 川口化 　　　　東２　　 -3.84 　　7/ 5　　上期　　　228.92
<9977> アオキスーパ 　ＪＱ　　 -3.56 　　7/ 6　　　1Q　　　-55.26
<2303> ドーン 　　　　ＪＱ　　 -2.91 　　7/ 8　本決算　　　　8.75
<9651> 日本プロセス 　ＪＱ　　 -2.88 　　7/ 8　本決算　　　 -7.22
<6312> フロイント 　　ＪＱ　　 -2.52 　　7/ 7　　　1Q　　　　黒転

<2408> ＫＧ情報 　　　ＪＱ　　 -2.07 　　7/ 8　　上期　　　　赤縮
<7544> スリーエフ 　　東２　　 -1.59 　　7/ 8　　　1Q　　　　黒転
<9846> 天満屋ス 　　　東２　　 -1.33 　　7/ 5　　　1Q　　　 13.81
<7450> サンデー 　　　ＪＱ　　 -1.17 　　7/ 7　　　1Q　　　 -7.81
<9876> コックス 　　　ＪＱ　　 -1.09 　　7/ 7　　　1Q　　　　赤縮

<2789> カルラ 　　　　ＪＱ　　 -0.93 　　7/ 5　　　1Q　　　　赤縮
<2830> アヲハタ 　　　東２　　 -0.82 　　7/ 6　　上期　　　102.93
<2493> イーサポート 　ＪＱ　　 -0.55 　　7/ 5　　上期　　　-33.33
<6897> ツインバード 　東２　　 -0.53 　　7/ 8　　　1Q　　　　黒転
<6492> 岡野バ 　　　　東２　　 -0.08 　　7/ 2　　上期　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース