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タツモのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年4月22日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『注目の半導体関連をザックリご紹介』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まず1つ目の銘柄は和井田製作所<6158>です。中国関連、そして高い技術を兼ね備えた工作機械関連として以前紹介しましたな。電気自動車の市場拡大が見込まれている事も背景に業績も好調。パワー半導体分野に関わる同社の超精密平面研削盤の素材加工技術の需要も依然として高い模様です。
半導体分野への見直し買いが入っている事を背景に、同社株もここ最近買われて年初来高値を更新してきました。ここ最近の急連騰から調整も入る可能性はありますが、チャートもゴールデンクロスを示している事に加え、PERにおいてはまだ割安と言える数値ですので、上昇トレンドに入っているものとして監視しております。
2つ目の銘柄はホロン<7748>です。以前もご紹介した企業ではありますが、電子ビーム技術を生かし半導体やナノテクノロジー分野への検査・計測技術を提供しているメーカーですな。同社の親会社であるエー・アンド・デイ<7745>は、埼玉県所沢市(同社所在地)に研究開発や量産対応を目的とした新拠点の設営を計画しております。
AI開発などにおいて微細化が進む半導体技術の進展において、思惑買いが入る可能性を見ております。また、同社の電子ビーム関連技術は高い需要が見込まれており、今後は半導体製造においてEUV(極端紫外線)を用いた露光装置が重要なポジションを担っていくであろう事に関しても、注目していきたいもんです。
3つ目の銘柄はテラプローブ<6627>です。半導体のテストビジネスに特化した企業ですが、この半導体銘柄のブームで一気に注目を集めましたな。DRAMやシステムLSIのテスト工程受託を行っておりますが、台湾のPowertech Technology社(PTI)が筆頭株主となってからは、同社傘下でスマートフォンや車載向け中心の経営になりつつありますねぇ。
株価は4月から反発基調を強め、チャートもゴールデンクロスを示しておりますが、ここ最近は200日線付近では跳ね返される様子です。2月に公表した10-12月期の連結経常損益が2億円の赤字だった事が短期的な利益確定売りに走らせたかもしれませんが、同社株はPBRから見ても相当に安くなっている事もあり、半導体関連へのトレンドが上昇している事を背景に底強いのでは…と監視中です。
4つ目の銘柄はローツェ<6323>です。半導体製造装置メーカーでウエハー・ガラス基板搬送装置を手掛ける企業として、半導体銘柄の中でもよく注目を浴びる同社です。他の半導体銘柄と同様に4月はじめあたりから徐々に上昇しておりましたが、同月の10日の取引終了後に発表された好決算が後押しし、爆発的な上昇を見せましたねぇ。
19日にはJPモルガンが保有割合を増加させた事からも、長期的な目線で見ても同社の半導体業界で、その存在感は高まるように思えますなぁ。株価は3月より1,000円近く上昇しましたが、PERで見れば割安感はまだありますので、短期的に調整したとしても底は限定的ではないかと見ております。
5つ目の銘柄はタツモ<6266>です。半導体製造装置やウエハー搬送ロボットが主力ですが、中国向けが不振となっており、19年12月期は営業利益段階で34.6%減益見込みになっていますねぇ。しかし、徐々に中国政府の景気回復の政策が実体経済に反映され始めており、同社の半導体製造装置も恩恵を受け、今後は中長期で見れば回復へ向かう可能性がありますな。
半導体関連への物色が過熱した2017年の高値から長らく調整を経ておりましたが、今月の反発にて、26週線をようやく上回り、ここから上昇トレンドへ向かう準備が整った気配がありますな。目先は底を固める動きになるかと監視を強めております。
最後の銘柄はパワー半導体用の基盤などを手掛けるフェローテック<6890>です。同社は3月下旬に東洋刃物<5964>の株式を25.54%取得し、新たなシナジー効果が期待されています。一方で、4月16日には価格競争による採算性や地政学的リスクを見込み、韓国子会社の事業撤退を公表したり、その件に関わる民事訴訟などのネガティブなニュースが舞い込んだりしましたな。
あたくしはこのようなニュースは目先の株価に影響するだけで、長期的な影響は軽微だという考えではございますが、現状の株価といたしましてはPBR・PERは相応に割安感がある事に加え、業績も堅調である事から、次なる決算である5月15日を見極めてみたいと考えております。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2019年4月22日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『注目の半導体関連をザックリご紹介』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まず1つ目の銘柄は和井田製作所<6158>です。中国関連、そして高い技術を兼ね備えた工作機械関連として以前紹介しましたな。電気自動車の市場拡大が見込まれている事も背景に業績も好調。パワー半導体分野に関わる同社の超精密平面研削盤の素材加工技術の需要も依然として高い模様です。
半導体分野への見直し買いが入っている事を背景に、同社株もここ最近買われて年初来高値を更新してきました。ここ最近の急連騰から調整も入る可能性はありますが、チャートもゴールデンクロスを示している事に加え、PERにおいてはまだ割安と言える数値ですので、上昇トレンドに入っているものとして監視しております。
2つ目の銘柄はホロン<7748>です。以前もご紹介した企業ではありますが、電子ビーム技術を生かし半導体やナノテクノロジー分野への検査・計測技術を提供しているメーカーですな。同社の親会社であるエー・アンド・デイ<7745>は、埼玉県所沢市(同社所在地)に研究開発や量産対応を目的とした新拠点の設営を計画しております。
AI開発などにおいて微細化が進む半導体技術の進展において、思惑買いが入る可能性を見ております。また、同社の電子ビーム関連技術は高い需要が見込まれており、今後は半導体製造においてEUV(極端紫外線)を用いた露光装置が重要なポジションを担っていくであろう事に関しても、注目していきたいもんです。
3つ目の銘柄はテラプローブ<6627>です。半導体のテストビジネスに特化した企業ですが、この半導体銘柄のブームで一気に注目を集めましたな。DRAMやシステムLSIのテスト工程受託を行っておりますが、台湾のPowertech Technology社(PTI)が筆頭株主となってからは、同社傘下でスマートフォンや車載向け中心の経営になりつつありますねぇ。
株価は4月から反発基調を強め、チャートもゴールデンクロスを示しておりますが、ここ最近は200日線付近では跳ね返される様子です。2月に公表した10-12月期の連結経常損益が2億円の赤字だった事が短期的な利益確定売りに走らせたかもしれませんが、同社株はPBRから見ても相当に安くなっている事もあり、半導体関連へのトレンドが上昇している事を背景に底強いのでは…と監視中です。
4つ目の銘柄はローツェ<6323>です。半導体製造装置メーカーでウエハー・ガラス基板搬送装置を手掛ける企業として、半導体銘柄の中でもよく注目を浴びる同社です。他の半導体銘柄と同様に4月はじめあたりから徐々に上昇しておりましたが、同月の10日の取引終了後に発表された好決算が後押しし、爆発的な上昇を見せましたねぇ。
19日にはJPモルガンが保有割合を増加させた事からも、長期的な目線で見ても同社の半導体業界で、その存在感は高まるように思えますなぁ。株価は3月より1,000円近く上昇しましたが、PERで見れば割安感はまだありますので、短期的に調整したとしても底は限定的ではないかと見ております。
5つ目の銘柄はタツモ<6266>です。半導体製造装置やウエハー搬送ロボットが主力ですが、中国向けが不振となっており、19年12月期は営業利益段階で34.6%減益見込みになっていますねぇ。しかし、徐々に中国政府の景気回復の政策が実体経済に反映され始めており、同社の半導体製造装置も恩恵を受け、今後は中長期で見れば回復へ向かう可能性がありますな。
半導体関連への物色が過熱した2017年の高値から長らく調整を経ておりましたが、今月の反発にて、26週線をようやく上回り、ここから上昇トレンドへ向かう準備が整った気配がありますな。目先は底を固める動きになるかと監視を強めております。
最後の銘柄はパワー半導体用の基盤などを手掛けるフェローテック<6890>です。同社は3月下旬に東洋刃物<5964>の株式を25.54%取得し、新たなシナジー効果が期待されています。一方で、4月16日には価格競争による採算性や地政学的リスクを見込み、韓国子会社の事業撤退を公表したり、その件に関わる民事訴訟などのネガティブなニュースが舞い込んだりしましたな。
あたくしはこのようなニュースは目先の株価に影響するだけで、長期的な影響は軽微だという考えではございますが、現状の株価といたしましてはPBR・PERは相応に割安感がある事に加え、業績も堅調である事から、次なる決算である5月15日を見極めてみたいと考えております。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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