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野村マイクロ・サイエンスのニュース
明日からスタートする新年相場を前に、2021年に活躍が期待される銘柄を探ってみたい。本特集では、直近四半期に過去最高益を更新し、かつ通期見通しも最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄を探った。
下表では、時価総額1000億円未満の中小型株を対象に、本決算月にかかわらず、直近の3ヵ月決算において経常利益が全四半期ベースで過去最高益を10%以上、上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益を5%超上回る見通しを示している35社を選び出し、直近四半期経常利益の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップに輝いたのは、SUVを主軸に中古車販売店を展開するグッドスピード <7676> [東証M]。20年7-9月期(第4四半期)は愛知県、岐阜県、三重県で発出された独自の緊急事態宣言などが解除された8月下旬以降、来客数が大幅に増加し、経常利益は過去最高益だった前年同期を3.0倍も上回る3.7億円に急拡大して着地。21年9月期は大型店の新規出店を継続し、経常利益は前期比147倍の4.4億円とV字回復を見込む。
選出リストでは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費行動の変化を捉え、業績を大きく伸ばした企業が多く入った。2位のJストリーム <4308> [東証M]は感染症対策の活発化による動画利用の拡大を背景に、医薬領域でWEB講演会向けライブ配信の受注が急増したほか、関連するWEB・映像コンテンツ制作も拡大し、7-9月期(第2四半期)経常利益は過去最高益を2.8倍も上回る7億円と実に50四半期ぶりに過去最高益を塗り替えた。
続く3位のケアネット <2150> [東証M]は新型コロナウイルス感染症の影響による製薬会社の訪問営業活動自粛を背景に、医療情報サイト「ケアネット」を通じた医薬営業支援サービスの受注が大幅に増加し、7-9月期(第3四半期)の経常利益は過去最高だった直前の4-6月期を2.1倍も上回る5.7億円に拡大して着地。足もとの好調な業績を踏まえ、20年12月期通期の業績見通しを大幅上方修正している。
6位のディーエムソリューションズ <6549> [JQ]、7位のアルファポリス <9467> [東証M]、9位のCRI・ミドルウェア <3698> [東証M]はいずれもコロナ禍による巣ごもり需要の増加が追い風となった。DMソリュは好採算のインターネット事業で比較サイトにおける送客数が増加し、アルファPは主力のマンガを中心とする電子書籍が絶好調だった。また、CRIは国内でスマートフォンゲーム向け映像・音声ミドルウェアのライセンス収入が伸びた。
好決算を受けて上場来高値を記録した銘柄も目立つ。10位のギグワークス <2375> [東証2]は主力のオンデマンドエコノミー事業でテレワークの進展などを背景に、急速に高まるヘルプデスクやサービスデスク関連のニーズを取り込み、8-10月期(第4四半期)は売上高63.6億円(前年同期比40.5%増)、経常利益5.1億円(同3.1倍)といずれも四半期ベースの過去最高を大幅に更新した。
21位のLITALICO <6187> は新型コロナウイルス感染拡大のマイナス影響があったものの、障害者就労支援を展開する主力のLITALICOワークス事業で就職者の増加によって既存拠点の報酬単価が増加したうえ、オンライン支援も拡大し、7-9月期(第2四半期)の経常利益は前年同期比66.9%増の4.7億円に膨らんだ。
このほか、32位のC&Fロジホールディングス <9099> 、33位のKeePer技研 <6036> 、34位のエラン <6099> 、35位のマネジメントソリューションズ <7033> なども決算発表後に上場来高値を塗り替えている。こうした銘柄は過去の売買による抵抗帯がない“株価青天井”銘柄として、さらなる飛躍が期待される。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 直近四半期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<7676> グッドスピー 201 376 125 38.4 440 318 15.2
<4308> Jストリーム 182 701 249 220 1800 562 51.9
<2150> ケアネット 111 575 272 119 1300 593 81.2
<3998> すららネット 91.6 205 107 113 476 223 106
<3496> アズーム 88.7 117 62 102 450 223 47.6
<6549> DMソリュ 78.1 285 160 54.0 445 289 29.5
<9467> アルファP 64.7 705 428 16.4 1700 1461 32.2
<3491> GAテクノ 57.7 1132 718 24.5 2060 1654 92.0
<3698> CRI 56.9 262 167 18.2 540 457 38.0
<2375> ギグワークス 55.5 510 328 19.5 1200 1004 31.5
<6096> レアジョブ 55.4 258 166 44.6 600 415 53.4
<6254> 野村マイクロ 51.6 1301 858 62.2 3078 1898 14.1
<7228> デイトナ 51.4 445 294 51.1 1065 705 6.7
<4427> エデュラボ 43.6 1048 730 15.3 1850 1605 49.8
<2374> セントケア 39.7 830 594 33.8 2400 1794 15.0
<1450> 田中建設工業 37.6 417 303 10.1 1400 1271 11.7
<4880> セルソース 31.7 162 123 38.3 570 412 187
<2160> ジーエヌアイ 31.6 562 427 22.2 1463 1197 147
<3604> 川本産業 28.0 466 364 50.6 1050 697 15.0
<2435> シダー 27.8 239 187 39.3 599 430 10.0
<6187> りたりこ 27.1 474 373 17.6 1150 978 113
<7187> ジェイリース 26.7 171 135 216 540 171 15.3
<9385> ショーエイ 26.6 338 267 31.8 833 632 14.0
<3540> Ciメディカ 24.7 1292 1036 57.3 3400 2161 28.7
<3984> ユーザーロカ 24.0 212 171 16.9 769 658 62.6
<3465> ケイアイ不 23.4 2798 2268 10.8 7000 6317 8.5
<4465> ニイタカ 22.0 838 687 22.9 1930 1571 13.2
<2221> 岩塚製菓 20.9 2284 1889 7.4 3100 2886 11.7
<9302> 三井倉HD 19.4 4815 4033 24.5 13800 11087 7.1
<3934> ベネフィJ 19.3 377 316 13.0 1263 1118 12.3
<7320> リビング保証 17.4 142 121 51.4 430 284 38.9
<9099> C&Fロジ 12.1 1850 1651 13.3 5700 5029 13.7
<6036> KeePer 11.4 713 640 51.1 2075 1373 46.2
<6099> エラン 10.7 559 505 19.9 1800 1501 75.7
<7033> MSOL 10.5 190 172 97.2 846 429 55.1
※19年12月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
★元日~4日に、2021年「新春特集」を一挙、“25本”配信します。ご期待ください。
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株探ニュース
下表では、時価総額1000億円未満の中小型株を対象に、本決算月にかかわらず、直近の3ヵ月決算において経常利益が全四半期ベースで過去最高益を10%以上、上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益を5%超上回る見通しを示している35社を選び出し、直近四半期経常利益の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップに輝いたのは、SUVを主軸に中古車販売店を展開するグッドスピード <7676> [東証M]。20年7-9月期(第4四半期)は愛知県、岐阜県、三重県で発出された独自の緊急事態宣言などが解除された8月下旬以降、来客数が大幅に増加し、経常利益は過去最高益だった前年同期を3.0倍も上回る3.7億円に急拡大して着地。21年9月期は大型店の新規出店を継続し、経常利益は前期比147倍の4.4億円とV字回復を見込む。
選出リストでは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費行動の変化を捉え、業績を大きく伸ばした企業が多く入った。2位のJストリーム <4308> [東証M]は感染症対策の活発化による動画利用の拡大を背景に、医薬領域でWEB講演会向けライブ配信の受注が急増したほか、関連するWEB・映像コンテンツ制作も拡大し、7-9月期(第2四半期)経常利益は過去最高益を2.8倍も上回る7億円と実に50四半期ぶりに過去最高益を塗り替えた。
続く3位のケアネット <2150> [東証M]は新型コロナウイルス感染症の影響による製薬会社の訪問営業活動自粛を背景に、医療情報サイト「ケアネット」を通じた医薬営業支援サービスの受注が大幅に増加し、7-9月期(第3四半期)の経常利益は過去最高だった直前の4-6月期を2.1倍も上回る5.7億円に拡大して着地。足もとの好調な業績を踏まえ、20年12月期通期の業績見通しを大幅上方修正している。
6位のディーエムソリューションズ <6549> [JQ]、7位のアルファポリス <9467> [東証M]、9位のCRI・ミドルウェア <3698> [東証M]はいずれもコロナ禍による巣ごもり需要の増加が追い風となった。DMソリュは好採算のインターネット事業で比較サイトにおける送客数が増加し、アルファPは主力のマンガを中心とする電子書籍が絶好調だった。また、CRIは国内でスマートフォンゲーム向け映像・音声ミドルウェアのライセンス収入が伸びた。
好決算を受けて上場来高値を記録した銘柄も目立つ。10位のギグワークス <2375> [東証2]は主力のオンデマンドエコノミー事業でテレワークの進展などを背景に、急速に高まるヘルプデスクやサービスデスク関連のニーズを取り込み、8-10月期(第4四半期)は売上高63.6億円(前年同期比40.5%増)、経常利益5.1億円(同3.1倍)といずれも四半期ベースの過去最高を大幅に更新した。
21位のLITALICO <6187> は新型コロナウイルス感染拡大のマイナス影響があったものの、障害者就労支援を展開する主力のLITALICOワークス事業で就職者の増加によって既存拠点の報酬単価が増加したうえ、オンライン支援も拡大し、7-9月期(第2四半期)の経常利益は前年同期比66.9%増の4.7億円に膨らんだ。
このほか、32位のC&Fロジホールディングス <9099> 、33位のKeePer技研 <6036> 、34位のエラン <6099> 、35位のマネジメントソリューションズ <7033> なども決算発表後に上場来高値を塗り替えている。こうした銘柄は過去の売買による抵抗帯がない“株価青天井”銘柄として、さらなる飛躍が期待される。
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 直近四半期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<7676> グッドスピー 201 376 125 38.4 440 318 15.2
<4308> Jストリーム 182 701 249 220 1800 562 51.9
<2150> ケアネット 111 575 272 119 1300 593 81.2
<3998> すららネット 91.6 205 107 113 476 223 106
<3496> アズーム 88.7 117 62 102 450 223 47.6
<6549> DMソリュ 78.1 285 160 54.0 445 289 29.5
<9467> アルファP 64.7 705 428 16.4 1700 1461 32.2
<3491> GAテクノ 57.7 1132 718 24.5 2060 1654 92.0
<3698> CRI 56.9 262 167 18.2 540 457 38.0
<2375> ギグワークス 55.5 510 328 19.5 1200 1004 31.5
<6096> レアジョブ 55.4 258 166 44.6 600 415 53.4
<6254> 野村マイクロ 51.6 1301 858 62.2 3078 1898 14.1
<7228> デイトナ 51.4 445 294 51.1 1065 705 6.7
<4427> エデュラボ 43.6 1048 730 15.3 1850 1605 49.8
<2374> セントケア 39.7 830 594 33.8 2400 1794 15.0
<1450> 田中建設工業 37.6 417 303 10.1 1400 1271 11.7
<4880> セルソース 31.7 162 123 38.3 570 412 187
<2160> ジーエヌアイ 31.6 562 427 22.2 1463 1197 147
<3604> 川本産業 28.0 466 364 50.6 1050 697 15.0
<2435> シダー 27.8 239 187 39.3 599 430 10.0
<6187> りたりこ 27.1 474 373 17.6 1150 978 113
<7187> ジェイリース 26.7 171 135 216 540 171 15.3
<9385> ショーエイ 26.6 338 267 31.8 833 632 14.0
<3540> Ciメディカ 24.7 1292 1036 57.3 3400 2161 28.7
<3984> ユーザーロカ 24.0 212 171 16.9 769 658 62.6
<3465> ケイアイ不 23.4 2798 2268 10.8 7000 6317 8.5
<4465> ニイタカ 22.0 838 687 22.9 1930 1571 13.2
<2221> 岩塚製菓 20.9 2284 1889 7.4 3100 2886 11.7
<9302> 三井倉HD 19.4 4815 4033 24.5 13800 11087 7.1
<3934> ベネフィJ 19.3 377 316 13.0 1263 1118 12.3
<7320> リビング保証 17.4 142 121 51.4 430 284 38.9
<9099> C&Fロジ 12.1 1850 1651 13.3 5700 5029 13.7
<6036> KeePer 11.4 713 640 51.1 2075 1373 46.2
<6099> エラン 10.7 559 505 19.9 1800 1501 75.7
<7033> MSOL 10.5 190 172 97.2 846 429 55.1
※19年12月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
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