決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … メルカリ、Ａｍａｚｉａ、ホロン (2月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　Ａｍａｚｉａ <4424>
　20年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.7倍の2.9億円に急拡大し、10-3月期(上期)計画の2.8億円に対する進捗率が103.5％とすでに上回り、さらに前年同期の38.0％も超えた。

★No.2　いい生活 <3796>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は7700万円の黒字(前年同期は1400万円の赤字)に浮上し、通期計画の8600万円に対する進捗率は89.5％に達し、5年平均の77.1％も上回った。

★No.3　ホロン <7748>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.6倍の13.5億円に急拡大し、通期計画の11億円に対する進捗率が122.8％とすでに上回り、さらに5年平均の53.7％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4424> Ａｍａｚｉａ 　東Ｍ 　 +20.33 　　2/ 6　　　1Q　　　372.58
<3796> いい生活 　　　東２ 　 +16.64 　　2/ 6　　　3Q　　　　黒転
<7748> ホロン 　　　　ＪＱ 　 +14.37 　　2/ 6　　　3Q　　　155.74
<4690> 日パレット 　　ＪＱ 　 +10.44 　　2/ 6　　　3Q　　　166.67
<4385> メルカリ 　　　東Ｍ　　 +9.82 　　2/ 6　　上期　　　　赤拡

<1787> ナカボテック 　ＪＱ　　 +7.51 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤縮
<7887> 南プラ 　　　　東２　　 +5.50 　　2/ 6　　　3Q　　　 37.18
<7674> ＮＡＴＴＹ 　　東Ｍ　　 +4.80 　　2/ 6　　上期　　　 34.33
<3947> ダイナパック 　東２　　 +4.62 　　2/ 6　本決算　　　 67.66
<2588> プレミアムＷ 　東２　　 +3.56 　　2/ 6　　　3Q　　　 68.35

<3800> ユニリタ 　　　ＪＱ　　 +3.14 　　2/ 6　　　3Q　　　 24.04
<4224> ロンシール 　　東２　　 +2.91 　　2/ 6　　　3Q　　　 -7.26
<9967> 堺商事 　　　　東２　　 +1.50 　　2/ 6　　　3Q　　　　0.38
<4770> エルミック 　　東２　　 +1.11 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤縮
<9036> 東部ネット 　　ＪＱ　　 +1.08 　　2/ 6　　　3Q　　　-11.15

<6249> ＧＣジョイコ 　ＪＱ　　 +0.93 　　2/ 6　　　3Q　　　-33.00
<3954> 昭和パックス 　ＪＱ　　 +0.64 　　2/ 6　　　3Q　　　 -7.96
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +0.63 　　2/ 6　　　3Q　　　 51.47
<5695> パウダテック 　ＪＱ　　 +0.50 　　2/ 6　　　3Q　　　 11.09
<6411> 中野冷 　　　　ＪＱ　　 +0.43 　　2/ 6　本決算　　　-18.11

<3723> ファルコム 　　東Ｍ　　 +0.41 　　2/ 6　　　1Q　　　-19.47
<5355> ルツボ 　　　　東２　　 +0.37 　　2/ 6　　　3Q　　　-25.00
<6647> 森尾電 　　　　東２　　 +0.37 　　2/ 6　　　3Q　　　-54.70
<2905> オーケー食 　　ＪＱ　　 +0.31 　　2/ 6　　　3Q　　　　　－
<6874> 協立電機 　　　ＪＱ　　 +0.28 　　2/ 6　　上期　　　-11.76

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース