ヤマシン―Ｆ、今期経常を14％上方修正

　ヤマシンフィルタ <6240> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は8.7億円の黒字(前年同期は0.6億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の14.7億円の黒字→16.8億円の黒字(前期は1.3億円の赤字)に14.3％上方修正した。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の9.6億円→7.5億円(前期は7.5億円)に21.9％下方修正し、増益率が28.0％増→横ばいに縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は8億円の黒字(前年同期は0.7億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13倍の5.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.3％→11.2％に急改善した。

株探ニュース