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<動意株・10日>(大引け)=Jエスコム、青山商、北興化など
ジェイ・エスコムホールディングス<3779.T>=後場急騰。午前11時30分ごろ、布帛・ニット・雑貨などの提案型OEM・ODM事業を行う繊維専門商社のサンマリノ(東京都千代田区)と業務提携契約を締結したと発表しており材料視されている。サンマリノは、オンワードホールディングス<8016.T>が株式の34%を保有しており、アジア・欧州における幅広い情報収集力・素材調達力と生産ネットワーク、有名アパレルメーカーとの幅広いネットワークなどを有している。Jエスコムではこれらを活用してよりクオリティの高い商品を提供することで、収益機会を拡大させることが可能になるとしており、今後ゲーム、アニメなどのIPを活用したアパレル・雑貨の商品化に関する企画・開発や商品製造、販売、在庫管理における相互協力などで協業するとしている。なお、同件による24年3月期業績への影響は軽微としている。
青山商事<8219.T>=大幅続伸。午前10時30分ごろに発表した9月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比9.2%増となり、10カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同5.3%増、客単価が同3.7%増とそれぞれ伸長しており、スーツやフォーマルなどが好調だったという。なお、全店売上高は同6.3%増だった。
北興化学工業<4992.T>=反発。前週末6日の取引終了後、23年11月期第3四半期累計(22年12月~23年8月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比2.8%増の55億7900万円となった。通期の計画(前期比10.2%減の53億円)を上回ったことをポジティブ視した買いが入ったようだ。第3四半期累計の売上高は前年同期比2.1%増の381億3800万円、最終利益は同5.1%減の36億2400万円だった。農薬事業では値上げ効果に加え、アジア向けの販売が順調に進んだ。
AIメカテック<6227.T>=上場来高値圏まい進。半導体市況は低迷が続いているものの、最近ではフラッシュメモリーなどの価格が底入れするなど変化も見られ、半導体関連株の中には上昇波動に復帰する銘柄も増えてきた。同社はその中でも最先頭を走っている。微細化・積層化ニーズに対応した半導体パッケージ関連装置や半導体プロセス装置の製造を行い、インクジェット・ソリューション事業なども展開し業績は絶好調、24年6月期は営業利益が前期比2.4倍の14億1500万円と変貌する見通しで、過去最高利益更新となる。株価も急速な上昇をみせているが、前週末6日の大量保有報告で国内首位級の資産運用会社アセットマネジメントOneが同社株を5%超保有していることが判明、これが一段の先高期待につながっている。一方で外資系証券経由の貸株調達による空売りが直近急増していることで、買い戻しによる浮揚力も働いているもようだ。
ユシロ化学工業<5013.T>=マド開けて急動意。金属工作用油剤の最大手に位置するが、自動車生産台数の回復を背景として同業界向けを中心に切削油剤の出荷数量が大幅に伸び収益に貢献している。24年3月期は売上高が前期比11%増、営業利益は同2.8倍と急拡大見通しにあり、営業利益は06年3月期以来18年ぶりの過去最高益更新が見込まれている。一方で8倍台のPERと0.5倍台のPBRは割安感が際立っており、目先調整を入れ値ごろ感も意識されていただけに、水準訂正狙いの買いが加速した。
ワキタ<8125.T>=急伸。土木建設機械の販売・レンタルを主力に手掛ける機械商社で、足もとの業績は堅調ながらPBRが0.7倍前後と低い。前週末6日取引終了後に発表した24年2月期上期(23年3~8月)決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比2%増の27億5700万円と堅調を維持した。また、株主還元を強化し新たに株主優待制度を設けることも発表した。毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、ホテルコルディア利用券(保有株数300株未満で1万円分、300株以上保有で3万円分)を贈呈するというもので、これを材料視する買いが集中した。なお、同社の今期年間配当は43円(前期実績38円)を計画しており、配当利回りは前週末終値換算で3.1%と高い。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
青山商事<8219.T>=大幅続伸。午前10時30分ごろに発表した9月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比9.2%増となり、10カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同5.3%増、客単価が同3.7%増とそれぞれ伸長しており、スーツやフォーマルなどが好調だったという。なお、全店売上高は同6.3%増だった。
北興化学工業<4992.T>=反発。前週末6日の取引終了後、23年11月期第3四半期累計(22年12月~23年8月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比2.8%増の55億7900万円となった。通期の計画(前期比10.2%減の53億円)を上回ったことをポジティブ視した買いが入ったようだ。第3四半期累計の売上高は前年同期比2.1%増の381億3800万円、最終利益は同5.1%減の36億2400万円だった。農薬事業では値上げ効果に加え、アジア向けの販売が順調に進んだ。
AIメカテック<6227.T>=上場来高値圏まい進。半導体市況は低迷が続いているものの、最近ではフラッシュメモリーなどの価格が底入れするなど変化も見られ、半導体関連株の中には上昇波動に復帰する銘柄も増えてきた。同社はその中でも最先頭を走っている。微細化・積層化ニーズに対応した半導体パッケージ関連装置や半導体プロセス装置の製造を行い、インクジェット・ソリューション事業なども展開し業績は絶好調、24年6月期は営業利益が前期比2.4倍の14億1500万円と変貌する見通しで、過去最高利益更新となる。株価も急速な上昇をみせているが、前週末6日の大量保有報告で国内首位級の資産運用会社アセットマネジメントOneが同社株を5%超保有していることが判明、これが一段の先高期待につながっている。一方で外資系証券経由の貸株調達による空売りが直近急増していることで、買い戻しによる浮揚力も働いているもようだ。
ユシロ化学工業<5013.T>=マド開けて急動意。金属工作用油剤の最大手に位置するが、自動車生産台数の回復を背景として同業界向けを中心に切削油剤の出荷数量が大幅に伸び収益に貢献している。24年3月期は売上高が前期比11%増、営業利益は同2.8倍と急拡大見通しにあり、営業利益は06年3月期以来18年ぶりの過去最高益更新が見込まれている。一方で8倍台のPERと0.5倍台のPBRは割安感が際立っており、目先調整を入れ値ごろ感も意識されていただけに、水準訂正狙いの買いが加速した。
ワキタ<8125.T>=急伸。土木建設機械の販売・レンタルを主力に手掛ける機械商社で、足もとの業績は堅調ながらPBRが0.7倍前後と低い。前週末6日取引終了後に発表した24年2月期上期(23年3~8月)決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比2%増の27億5700万円と堅調を維持した。また、株主還元を強化し新たに株主優待制度を設けることも発表した。毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、ホテルコルディア利用券(保有株数300株未満で1万円分、300株以上保有で3万円分)を贈呈するというもので、これを材料視する買いが集中した。なお、同社の今期年間配当は43円(前期実績38円)を計画しており、配当利回りは前週末終値換算で3.1%と高い。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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