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AIメカテックのニュース
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:「対中半導体規制」はチャンス?パワー半導体と低PBRに期待!【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年5月29日15時に執筆
対中半導体規制や日本に半導体工場を新設する報道を受けて、どうやら半導体関連銘柄が物色されているようです。半導体の中でもEVの普及により市場拡大が期待されるパワー半導体は、将来性に満ち溢れておりますよ。半導体関連が再び沸くか…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
5月21日、中国当局が米マイクロンテクノロジー社の製品を調達禁止にすると発表しました。これは米国政府が行った中国向けの半導体の輸出規制に対する対抗措置と考えて良いでしょう。中国の半導体に関する技術革新を懸念する日米としては、日米台湾の結束を強めて中国を出し抜く政治的な思惑がありそうです。
日本政府も日本企業が強みを持つ半導体製造装置に対して輸出規制をかけており、中国等の諸外国へ技術流出や軍事転用が行われないよう米国と足並みを揃えています。これから再生可能エネルギーやEV等の発展が期待されますが、それらにパワー半導体は欠かせません。そして、そのパワー半導体に関する技術力においては、日本企業は世界的にも「まだ」先駆している状況です。
そして先の決算で損害保険会社のSOMPO<8630>、東京海上<8766>、MS&ADインシュアランスグループ<8725>が3社揃って24年3月期が最高益になる見通しを発表しました。独自の技術を持つ製造業だけでなく、海外投資家にも身近な保険会社から海外資金が流入してくる可能性もありそうですな。PBRも割安水準となっております。
目下、半導体と低PBR関連株は市場のトレンドをしっかり掴んでおります。今回はこれまでご紹介してきた記事に続き、ここ最近注目している銘柄をご紹介していきたいと思います。
例えば半導体製造用インクジェット装置に強みを持つAIメカテック<6227>は、直近でも買いが流入している状況ですが、5月15日の決算と併せてパワー半導体用「プラズマアッシング装置」を受注した事も好材料として好感された模様です。年初来高値を更新してトレンドを築けるか監視です。
半導体関連の物色ムードを受けて、パワー半導体向けテスタやハンドラを手掛けるテセック<6337>も下値を切り上げました。直近の決算で24年3月期が減益見通しとなった同社ですが、PBRは1倍付近で、自社株買いにも積極的ですな。
こちらもパワー半導体関連からMipox<5381>です。同社は過去に、次世代パワー半導体用炭化ケイ素(SiC)ウエハーの量産技術の確立へ向けた研究開始の発表が好感されました。ダイヤモンドウェーハの加工技術や、栃木県鹿沼市の新工場稼働も好材料ですな。24年3月期予想も好転しトレンドを形成できるか…。
5月23日に上方修正を発表したメック<4971>は、下値を切り上げて年初来高値を更新しております。半導体を搭載するパッケージ基盤向け密着向上剤「CZシリーズ」で高シェアを誇る同社は、半導体の需要拡大の推測から思惑買いが入っているようですねぇ。
特殊鋼を手掛ける三菱製鋼<5632>は、PBR1倍割れを改善する動きがあるか注視しております。直近の業績も好調で増配となれば、自社株買いを発表する可能性もあるか…25日・75日線を上回ってトレンドを築けるか監視中です。
最後は情報通信機器を手掛ける岩崎通信機<6704>です。5月23日、子会社であるgroxiの全株式をエレコム<6750>へ譲渡すると発表後、特別利益を計上しました。動意後は調整していますが、中長期で上昇トレンドを築けるか監視を強めております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2023年5月29日15時に執筆
対中半導体規制や日本に半導体工場を新設する報道を受けて、どうやら半導体関連銘柄が物色されているようです。半導体の中でもEVの普及により市場拡大が期待されるパワー半導体は、将来性に満ち溢れておりますよ。半導体関連が再び沸くか…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
5月21日、中国当局が米マイクロンテクノロジー社の製品を調達禁止にすると発表しました。これは米国政府が行った中国向けの半導体の輸出規制に対する対抗措置と考えて良いでしょう。中国の半導体に関する技術革新を懸念する日米としては、日米台湾の結束を強めて中国を出し抜く政治的な思惑がありそうです。
日本政府も日本企業が強みを持つ半導体製造装置に対して輸出規制をかけており、中国等の諸外国へ技術流出や軍事転用が行われないよう米国と足並みを揃えています。これから再生可能エネルギーやEV等の発展が期待されますが、それらにパワー半導体は欠かせません。そして、そのパワー半導体に関する技術力においては、日本企業は世界的にも「まだ」先駆している状況です。
そして先の決算で損害保険会社のSOMPO<8630>、東京海上<8766>、MS&ADインシュアランスグループ<8725>が3社揃って24年3月期が最高益になる見通しを発表しました。独自の技術を持つ製造業だけでなく、海外投資家にも身近な保険会社から海外資金が流入してくる可能性もありそうですな。PBRも割安水準となっております。
目下、半導体と低PBR関連株は市場のトレンドをしっかり掴んでおります。今回はこれまでご紹介してきた記事に続き、ここ最近注目している銘柄をご紹介していきたいと思います。
例えば半導体製造用インクジェット装置に強みを持つAIメカテック<6227>は、直近でも買いが流入している状況ですが、5月15日の決算と併せてパワー半導体用「プラズマアッシング装置」を受注した事も好材料として好感された模様です。年初来高値を更新してトレンドを築けるか監視です。
半導体関連の物色ムードを受けて、パワー半導体向けテスタやハンドラを手掛けるテセック<6337>も下値を切り上げました。直近の決算で24年3月期が減益見通しとなった同社ですが、PBRは1倍付近で、自社株買いにも積極的ですな。
こちらもパワー半導体関連からMipox<5381>です。同社は過去に、次世代パワー半導体用炭化ケイ素(SiC)ウエハーの量産技術の確立へ向けた研究開始の発表が好感されました。ダイヤモンドウェーハの加工技術や、栃木県鹿沼市の新工場稼働も好材料ですな。24年3月期予想も好転しトレンドを形成できるか…。
5月23日に上方修正を発表したメック<4971>は、下値を切り上げて年初来高値を更新しております。半導体を搭載するパッケージ基盤向け密着向上剤「CZシリーズ」で高シェアを誇る同社は、半導体の需要拡大の推測から思惑買いが入っているようですねぇ。
特殊鋼を手掛ける三菱製鋼<5632>は、PBR1倍割れを改善する動きがあるか注視しております。直近の業績も好調で増配となれば、自社株買いを発表する可能性もあるか…25日・75日線を上回ってトレンドを築けるか監視中です。
最後は情報通信機器を手掛ける岩崎通信機<6704>です。5月23日、子会社であるgroxiの全株式をエレコム<6750>へ譲渡すると発表後、特別利益を計上しました。動意後は調整していますが、中長期で上昇トレンドを築けるか監視を強めております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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