東洋機械が大幅続落、第１四半期１９．５％営業減益を嫌気

　東洋機械金属＜6210.T＞が大幅続落。同社は２４日の取引終了後、今１６年３月期の第１四半期（４～６月）連結決算を発表。売上高は５６億５００万円（前年同期比２．３％減）、営業利益は３億６３００万円（同１９．５％減）、純利益は２億９２００万円（同２７．２％減）と減収減益となった。射出成形機は海外でスマートフォンなどのＩＴ機器向けが低調。ダイカストマシンは、自動車関連向けを中心に国内の受注が増加したが、アジアにおけるＩＴ・電子機器の需要が減少している。
　通期業績は売上高２６０億円（前期比横ばい）、営業利益２０億円（同６．１％増）、純利益１６億５０００万円（同１．１％増）を見込んでいる。

東洋機械の株価は１０時２６分現在４７２円（▼３３円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）