中村超硬、今期最終を一転赤字に下方修正

　中村超硬 <6166> [東証Ｍ] が10月29日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結最終損益を従来予想の8億円の黒字→3億5000万円の赤字(前期は700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、非開示だった22年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結最終損益が5100万円の赤字(前年同期は1億5300万円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　電子材料スライス周辺事業における中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ製造装置等の固定資産譲渡案件（以下、南京PJ）において、同社との間で新たな合意を得るべく協議を重ねてまいりましたが、両社の主張の乖離は大きく、当事者間の協議により解決することは困難な状況であると判断し、代理人を通じ、同社と法的な解決に向け協議を開始しております。