エーワン精密、今期経常を一転31％減益に下方修正

　エーワン精密 <6156> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.5億円→3億円(前期は4.4億円)に32.6％下方修正し、一転して31.1％減益見通しとなった。
　同時に、7-12月期(上期)の経常利益も従来予想の2.8億円→1.7億円(前年同期は2.5億円)に37.5％下方修正し、一転して32.2％減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　物価上昇と金利引き上げにより世界的に景気後退に入り、当社の受注が減少しました。当社においてもインフレにより材料費、購入品、電力費などが上昇し、コスト増となり予想を超える減益となりました。売上高が減少したことにより固定比率が上がり、売上に対する利益率が低下となりました。　当第２四半期は受注が減少したところにコスト増加要因が重なり利益額が大きく減ったため、当初業績予想を大幅に下回り業績の下方修正を行います。　通期業績予想については、引き続き材料、購入品、電力などのコスト増が予想され、先行き改善が見通しづらい状況であり、現時点で想定される業績へと下方修正いたします。