小田原エンジが急伸、第２四半期は２億５４００万円の営業黒字

　小田原エンジニアリング<6149.T>が後場急伸、一時前日比７８円高の７７０円まで買われ、連日で年初来高値を更新している。同社はこの日午後２時、１５年１２月期第２四半期累計（１～６月）の連結決算を発表。売上高は４５億５９００万円（前年同期比１９．１％増）、営業損益は２億５４００万円の黒字（前年同期１億６６００万円の赤字）、最終損益は２億７００万円の黒字（同１億８６００万円の赤字）と黒字転換を達成、これを好感している。巻線機事業は、一部の大型案件の売り上げが翌四半期以降にずれ込んだものの、生産効率の向上などにより原価低減が進展、送風機・住設関連事業では中国市場の工作機械向け軸流ファンの生産増加や納期の前倒しなどが寄与している。
　通期業績は売上高１１０億円（前期比１９．３％増）、営業損益４億円の黒字（前期４０００万円の赤字）、最終損益２億５０００万円の黒字（同１億１６００万円の赤字）の従来見通しを据え置いた。

小田原エンの株価は１４時１０分現在７４７円（△５５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）