富士精、上期経常は黒字浮上で上振れ着地

　富士精工 <6142> [名証２] が10月13日後場(15:00)に決算を発表。22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は6.1億円の黒字(前年同期は1.3億円の赤字)に浮上し、従来予想の3.6億円の黒字を上回って着地。
　通期計画の9.1億円に対する進捗率は67.8％に達し、さらに5年平均の43.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.4％増の2.9億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常損益は3億円の黒字(前年同期は3.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-9.7％→3.6％に急改善した。

株探ニュース