富士精、今期経常を27％上方修正

　富士精工 <6142> [名証２] が7月11日後場(15:00)に決算を発表。19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比7.5倍の4.7億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.6億円→16億円(前期は9.6億円)に27.0％上方修正し、増益率が30.8％増→66.1％増に拡大する見通しとなった。
　同時に、3-8月期(上期)の同利益を従来予想の6.1億円→8.9億円(前年同期は2.6億円)に45.9％上方修正し、増益率が2.3倍→3.4倍に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.2％→6.9％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年２月期第２四半期連結累計期間におきましては、当社グループの主要顧客である自動車産業における設備投資などの受注環境がプラス基調で推移したことから、公表の予想数値を上回る見通しとなりました。　また、通期連結業績につきましては、現時点においては将来の受注状況は不透明であり、第２四半期連結累計期間以降は当初見込みのまま推移するものと考え、公表の予想数値を修正いたしました。　なお、当社は、平成30年９月１日を効力発生日として普通株式５株につき１株の株式併合を実施する予定であり、平成31年２月期の通期連結業績予想における１株当たり当期純利益につきましては株式併合の影響を考慮しております。　株式併合につきましては、平成30年４月11日付公表の「株式併合、単元株式数の変更及び定款の一部変更に関するお知らせ」をご覧ください。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想と異なる結果となる可能性があります。