【買い】ＤＭＧ森精機(6141)想定超える受注金額寄与し28期ぶり最高益◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

想定超える受注金額寄与し28期ぶり最高益

数値制御装置付旋盤（CNC旋盤）やマシニングセンタ（MC）などの製造・販売を手掛ける工作機械の総合メーカー。ドイツの大手工作機械メーカーを子会社化し、経営一体化する。

2月13日の決算、17年12月期の連結最終損益は152億円の利益と、前期78.2億円の赤字から黒字に浮上し、18年12月期の同利益は前期比31.0％増の200億円に拡大を見込み、28期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
工作機械関連の受注金額が、需要好調を受けて想定を超えるものになった他、半導体製造装置関連の需要が年間終始高水準で推移したことなどが貢献した。
創立70周年記念配当10円を実施する形で、今期の年間配当は前期比10円増の50円に増配する方針としている。

チャート面では1月24日の高値2747円を起点に下落したが、200日線付近で下げ止まりを見せる。オシレーター系指標は売られすぎを示しており、下値の固さから反発を期待したい。

業種：機械
時価総額：2624.8億円
PER：13.12倍
PBR：2.35倍