旭ダイヤ(6140)が前期業績予想を上方修正、最終利益が一転増益に

　旭ダイヤモンド工業(6140)は１日引け後、前2013年３月期業績予想の上方修正を発表した。連結当期純利益を従来予想の28億3000万円（前の期比13％減）から37億100万円（同13.7％増）に引き上げた。減益予想が一転、増益予想となった。電着ダイヤモンドワイヤの売上が回復し、一方で海外子会社の鉱物資源探査用関連工具の減益見込額が縮小したこと等が要因。

　１日の終値は、７円高の1389円。旭ダイヤは大和証券が４月25日付でレーティングを「３」(＝中立)→「２」(＝強気)に引き上げ、目標株価を1820円と発表したことで買われ、同日に年初来高値1428円を示現していた。株価は高値圏にあるものの、明日は上方修正を好感した買いが入る可能性がある。

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