浜井産、未定だった今期配当は11期ぶり15円で復配

　浜井産業 <6131> [東証２] が11月11日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比26.6％減の2億3500万円に減り、通期計画の4億円に対する進捗率は5年平均の61.9％を下回る58.8％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1億6500万円に急拡大する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を15円実施し、11期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比48.1％減の8200万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.8％→6.1％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主のみなさまに対する利益還元を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、企業体質の強化及び今後の事業展開を勘案したうえで、「業績・収益状況に対応した配当の実施」を基本方針としております。　今般、上記基本方針を踏まえ、直近の業績動向等を勘案し、当初未定としておりました期末配当予想を１株当たり15円に修正させていただきます。