780円
日本エマージェンシーアシスタンスのニュース
■ピアラ <7044> 420円 (+80円、+23.5%) ストップ高
ピアラ <7044> [東証S]がストップ高。前週末23日の取引終了後、日本テレビホールディングス <9404> [東証P]のグループ会社ClaN Entertainmentと業務連携すると発表した。自社提供するライブコマースサービス「LiveBuzz」のパートナーとしてClaNと連携し、Vチューバーとライブコマース市場の拡大に向けて取り組みの強化を図っていくという。これを手掛かりに買いを集めている。
■キャンバス <4575> 889円 (+150円、+20.3%) ストップ高
CANBAS <4575> [東証G]がストップ高。前週末23日取引終了後、臨床試験を進めている自社創出の抗がん剤候補化合物「CBP501」について、欧州医薬品庁(EMA)から膵臓がんに対するオーファンドラッグ指定の通知を受領したと発表した。これにより、今後欧州でのCBP501の開発に関して、臨床試験プロトコル作成支援(科学的助言)などを受けることができ、またCBP501が販売承認された場合には10年間の市場独占権が与えられるという。これが買い材料視された。
■くふう <4376> 279円 (+41円、+17.2%)
くふうカンパニー <4376> [東証G]が急反騰。前週末23日の取引終了後、連結子会社であるキッズスター <248A> の東証グロース市場への新規上場が承認されたと発表したことが好感された。上場予定日は9月26日で、上場に伴う売り出しは予定されていない。また、上場に伴う新株式発行により同社の株式保有割合は34.7%となる見込みだが、同社の取締役兼代表執行役の穐田誉輝氏の保有割合と合わせて62.7%となることから、キッズスターは引き続きくふうの連結子会社となる。
■フリー <4478> 3,000円 (+335円、+12.6%)
フリー <4478> [東証G]が急反騰。26日午前10時ごろ、SMBCグループのプラリタウン(東京都中央区)と共同で、 SaaSの導入支援サービスやBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)コンサルティング事業を提供する新会社インクループを設立したと発表しており、好材料視された。フリーとプラリタウンは22年8月に企業のDX推進を目的に業務提携を実施。フリーの各種プロダクトを活用して、SMBCグループの顧客の業務効率化やDXを推進するなかで、顧客の業務プロセスの見直しからサービスを導入・活用するまで伴走支援することの必要性に至ったことから新会社を設立することになったという。出資比率はプラリタウン85%、フリー15%。営業開始は9月下旬を予定しており、各種プロダクトの導入支援サービスから事業を開始し、その後、フリー以外の他のSaaSサービスの「導入・定着支援」サービスや、企業の業務プロセスの現状整理と最適化を行う「BPRコンサルティング」、企業の経理・人事労務業務を受託する「BPOサービス」の開発・提供を検討するとしている。
■タイミー <215A> 2,090円 (+224円、+12.0%)
タイミー <215A> [東証G]が急反騰。東京市場は主力株中心にリスク回避ムードの強い地合いとなったが、中小型株物色の流れは健在で東証グロース指数は5%近い上昇で3日続伸と戻り足が鮮明。8月5日の日本株暴落を経て、グロース市場の銘柄は信用買いの投げ売りで上値が軽くなっており、急速なリバウンドに転じた。グロース市場指数は6日以降26日までの14営業日で下げた日はわずか1日間のみ。前週末の米国株市場では小型株指数であるラッセル2000が3%を超える上昇をみせるなど中小型株への物色意欲が盛り上がっており、東京市場にもこの流れが波及した。また、外国為替市場で1ドル143円台半ばまで円高が進行しており、外需の主力銘柄が手掛けにくくなっていることも、内需系の多いグロース市場の銘柄に投資資金が誘導される背景となったようだ。そのなか、時価総額上位の銘柄ではタイミー <215A> [東証G]、GENDA <9166> [東証G]、フリー <4478> [東証G]などの上げが目立ち全体指数を押し上げた。
■タナベCG <9644> 1,243円 (+125円、+11.2%)
東証プライムの上昇率4位。タナベコンサルティンググループ <9644> [東証P]が急反騰。26日午後1時ごろ、子会社タナベコンサルティングが三井住友信託銀行(東京都千代田区)と連携し、全国の企業経営者が抱える課題の解決に向けたソリューションの提供を開始すると発表したことが好感された。今回の連携で三井住友信託の信託業務提供にタナベコンサルの経営コンサルティングを掛け合わせることで、「経営者の抱える資本面の課題から、経営面における課題まで」をワンストップでトータル支援ができる体制を構築できるようになり、企業経営者の多岐にわたる経営課題を解決することが可能になったとしている。また、既に連携を開始した三井住友信託のいくつかの支店では、企業経営者の課題を把握し、それらの経営課題に対してタナベコンサルがアプローチを行うことで、一定の成果が出ているとした。
■インフォR <9338> 3,930円 (+390円、+11.0%)
INFORICH <9338> [東証G]が続急騰。26日午前10時30分ごろ、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」に搭載されたデジタルサイネージの広告活用の拡大を見込み、新たにSSP(サプライサイドプラットフォーム)を開発したと発表しており、好材料視された。今回のSSP開発は、今後の外部とのDSP(デマンドサイドプラットフォーム)接続に向けた第1段階の開発ステップと位置付けられているもの。これにより、広告出稿者は時間単位や日単位で広告枠の確保が可能となり「ChargeSPOT」を媒介した効率的な広告運用が実現できるようになるとしている。
■コーテクHD <3635> 1,590.5円 (+145円、+10.0%)
東証プライムの上昇率5位。コーエーテクモホールディングス <3635> [東証P]が急反騰。26日午前中に関東財務局に提出された変更報告書で、襟川陽一社長とその共同保有者(襟川恵子会長など)による株式保有割合が53.53%から54.53%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、発行会社設立時より経営参加を目的として保有しているとあり、報告義務発生日は8月19日となっている。
■ウルフハンド <194A> 944円 (+83円、+9.6%)
WOLVES HAND <194A> [東証G]が続急伸。前週末23日の取引終了後、リキッドバイオプシーを活用した獣医療分野におけるがんの早期発見にかかる研究について、獣医先端医療研究所で治験を開始したと発表しており、好材料視された。血液などの体液を用いて疾患の診断や治療法の選択、治療効果の予測などを行う技術であるリキッドバイオプシーによる獣医療分野におけるがんの早期発見に関する研究は、オンコセラピー・サイエンス <4564> [東証G]子会社のCancer Precision Medicineとの共同研究によって行われる。今後は犬や猫における血漿中のcfDNA(セルフリーDNA)を経時的にサンプリングし、データ収集を継続的に実施するとしている。
■アイナボHD <7539> 1,329円 (+104円、+8.5%)
アイナボホールディングス <7539> [東証S]が続急伸。前週末23日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家がより投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。
■三ッ星 <5820> 1,100円 (+84円、+8.3%) 一時ストップ高
三ッ星 <5820> [東証S]が続急伸、一時ストップ高となった。電線事業でキャブタイヤーケーブルを製造するほか、樹脂の押出成型技術を使ったポリマテックを主力商品として展開している。前週末23日引け後に中国の威騰(イートン)電気集団と販売・技術業務提携契約を締結したことを発表しており、これを材料視する買いを呼びこんだ。威騰は太陽光発電事業を強みとしており、キャブタイヤーケーブルの草分けである三ツ星との協業による業容拡大効果が期待される状況にある。三ッ星は小型株で足の速い特性があり、株価は長期トレンドの大底圏に位置していることもあり、水準訂正を狙った投資資金の流入が活発化した。
■エアトリ <6191> 1,324円 (+99円、+8.1%)
東証プライムの上昇率9位。エアトリ <6191> [東証P]が急反発。前週末23日の取引終了後、AIカメラソリューション「IoTube」を提供するMOYAI(東京都港区)と資本・業務提携すると発表しており、好材料視された。今回の資本参加は、投資事業の一環としてMOYAIの今後の成長によるリターンを期待してのもの。なお、24年9月期業績への影響は軽微としている。
■EAJ <6063> 742円 (+53円、+7.7%) 一時ストップ高
日本エマージェンシーアシスタンス <6063> [東証S]が続急伸、一時ストップ高となった。26日午前11時ごろ、SOMPOホールディングス <8630> [東証P]傘下の損害保険ジャパンと米Narvar社とともに、EC(電子商取引)における返品サービスの提供開始を発表。これが株価の刺激材料となったようだ。Narvar社が提供する購入後顧客体験向上プラットフォームを拡張。EAJは事業主体として、パートナー企業とNarvarの利用契約や保険・物流に関する契約を締結し、サービスを提供する。商品購入者はEC返品サービス「Return+\リターンプラス」を通じ、複数の返品方法から最も便利な方法を選択することが可能となる。EC事業者は返品業務を自動化することで、業務量やコストの削減などが期待できる。
■不動テトラ <1813> 2,509円 (+169円、+7.2%)
不動テトラ <1813> [東証P]が続急伸。2300円台でのもみ合いを経て大勢2段上げの様相を強めた。海洋土木を強みとし防災関連の一角としてマークが強まっているが、株式需給面でもアクティビストとして名を馳せるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの一貫した買い増しが続いていることで思惑を呼んでいる。「今期は2ケタ営業増益予想と回復色が鮮明で、アナリストなど市場関係者からの評価も高い。直近では前週末にいちよし証券が同社の投資判断を中立から買いに引き上げたことで市場の注目度が改めて高まった」(中堅証券ストラテジスト)としている。
■レントラクス <6045> 730円 (+47円、+6.9%)
レントラックス <6045> [東証G]が4日続急伸。成果報酬型のネット広告サービスを展開するが、足もとの業績は絶好調に推移、24年4-6月期の営業利益は前年同期比3.4倍の2億7300万円と急増した。なお、25年3月期通期は前期比36%増の8億8500万円を見込んでいるが、進捗率から一段の上振れも視野に入る。そうしたなか、前週末23日に発表した7月の月次売上高は前年同月比31%の伸びを達成しており、これが株価を改めて刺激したようだ。
■ぐるなび <2440> 377円 (+24円、+6.8%)
ぐるなび <2440> [東証P]が急反発。26日午後1時ごろ、モバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」がTIS <3626> [東証P]グループのクオリカの外食業向けトータルソリューション「TastyQube Growth」及び外食業向け店舗POSシステム「Real Qube」と連携を開始したと発表しており、好材料視された。今回の連携により、オーダーから調理、会計がシームレスに連動するようになり、22年11月から「ぐるなびFineOrder」をテスト的に導入していた大戸屋ホールディングス <2705> [東証S]では、これをきっかけに全国の店舗へ「ぐるなびFineOrder」の導入を拡大したという。なお、ぐるなびとクオリカでは今後も連携を一層強化し、大手チェーンを中心にモバイルオーダーの普及拡大を目指すとしている。
■エフティ <2763> 1,162円 (+63円、+5.7%)
エフティグループ <2763> [東証S]が続急伸。前週末23日の取引終了後、取得上限45万株(自己株式を除く発行済み株数の1.49%)、または5億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は8月26日から来年2月28日まで。これが好感された。
■守谷輸送機 <6226> 1,743円 (+92円、+5.6%)
守谷輸送機工業 <6226> [東証S]が急反発。26日午後1時、宇都宮工場近辺に塗装工場を新設すると発表した。主力製品の荷物用エレベーターの好調な需要に対応するため、同社は宇都宮工場の増改築を進めているが、同工場で製作するパネルの数が今年9月以降、増加する見込みとなり、生産の最適化と物流効率の改善を図る。好調な事業環境とともに、生産性の向上による業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。塗装工場は栃木県芳賀町に新設する。建物・設備の費用は5億3000万円。来年6月に着工し、2026年5月の稼働開始を目指す。
■ギフティ <4449> 1,285円 (+67円、+5.5%)
ギフティ <4449> [東証P]が3日続急伸。前週末23日の取引終了後、デジタルギフトを活用した法人及び自治体向けサービス「giftee for Business」が、イオン銀行(東京都千代田区)の口座開設キャンペーンに採用されたと発表しており、好材料視された。今回採用されたのは、8月31日まで実施される「【店舗受付限定】親子で!友人と!イオン銀行へ行こう♪口座開設キャンペーン」で、対象のイオン銀行店舗へ複数人で来店し、総合口座を新規開設した顧客に対し、「giftee Box Select」1000円分を贈呈するという。ギフティは同キャンペーンの実施に際して、同キャンペーン仕様にカスタマイズしたデジタルギフトボックス「giftee Box」を、対象者に付与するインセンティブとして提供したほか、確実にギフトを付与する手段として、対面でのデジタルギフト付与を効果的かつ効率的に実施するキャンペーンツール「giftee Direct」を提供している。
■バイセル <7685> 5,580円 (+210円、+3.9%)
BuySell Technologies <7685> [東証G]が大幅反発。SBI証券が23日付で投資判断「買い」を継続し、目標株価を5660円から7270円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、レクストHDのM&Aで成長が一段と加速する可能性を指摘。同社は8月14日、「買取 福ちゃん」を運営するREGATE社を有するレクストホールディングス(大阪市中央区)の完全子会社化を発表。同証券ではこのM&Aにより出張訪問事業を主軸とするリユース市場での同社の競争優位性はより強固になると予想している。業績に与える具体的な影響はのれん金額・償却期間が未定のため予想できないとしつつも、出張訪問事業における再訪(リピート)、キャリー(次月以降の訪問予約)の増加、店舗事業でのデータドリブン経営浸透、店舗スタッフ・査定員ともにイネーブルメントの効果的な進展による想定以上の生産性向上などから、今後もオーガニックでの高成長が続くと予想している。また、24年12月期上期決算が同証券予想を上回ったとして、24年12月期営業利益予想を40億5900万円から50億5000万円へ、25年12月期の営業利益予想を54億5000万円から64億4000万円へ上方修正した。
※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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