三機サービス、前期経常を26％上方修正、配当も5円増額

　三機サービス <6044> が7月6日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。21年5月期の連結経常利益を従来予想の2億3300万円→2億9300万円(前の期は4億0800万円)に25.8％上方修正し、減益率が42.9％減→28.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9800万円→1億5800万円(前年同期は2億2400万円)に61.2％増額し、減益率が56.3％減→29.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前の期は25円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和３年５月期の業績予想については、第３四半期累計期間の実績及び当時入手可能な情報に基づき作成しておりましたが、省エネ工事や空調機器の新設・更新工事等において新たに進捗した案件があったこと等により、前回予想を上回る見込みになりましたので、上記のとおり業績予想を上方修正いたします。

　当社は、利益配分につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。令和３年５月期の配当予想につきましては、前回予想では10円00銭としておりましたが、業績予想の上方修正に伴い、上記のとおり、期末配当を１株当たり15円00銭に増配することといたしました。