ジャパンエンジンコーポレーションのニュース
新規大型受注を材料視した物色が活発、本格動意が近いか
【事業内容】
船舶用エンジンの開発・製販・アフターを一貫体制で手がけており、UEエンジン(舶用低速2ストロークエンジン)は世界のばら積み船やタンカー、コンテナ船などに採用されている。三菱重工業とはUEエンジン初期開発の段階で1950年代から提携関係にあり、2017年に神戸発動機と三菱重工船用機械エンジン事業部が統合して同社が誕生した。2018年にはNOx、SOx、CO2全ての排出規制に対応するディーゼル機関を開発。
【業績面】
業績面においては11/5に中間決算を発表、売上高は0.4%減収も営業利益は2.1倍に拡大となった。原価低減と販管費抑制に努めた一方、それ以上に新造船市況が落ち込む中で新環境規制に対応した技術を基に受注を積極的に取りに行った活動が大きいとみられる。また、アフターもこれまでの受注残が下支えの役割を果たしたとみられ、全体で利益率が高まった点はとくに注目される。12/22にはシンガポール農産物大手ウィルマー社の建造船向けにUEエンジンを輸出対応する大型受注を獲得と発表している。
【株価動向】
株価は3/23に安値381円をつけた後、緩やかながらも徐々に値戻しが進んで6月には一時200日移動平均線を突破。ただし市場全体の戻り基調がピークアウトした6月中旬以降はともに値下がりする格好となり、7月は再び500円付近を値固めする展開となった。8月の1Q決算発表を機に大きく見直され、8/27には1453円の高値をつけて年初来高値を更新。足元でUEエンジン搭載の陸上公試の完了報告が相次ぐ中、新規大型受注のニュースも好材料視され、再び動意づいてきたことも注目される。
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