680円
ファインシンターのニュース
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ファナック嫌気も75日線を支持線とした底堅い展開を意識
■ファナック、22/3下方修正 営業利益1775億円←1944億円
■前場の注目材料:東レ、ハンガリー・セパレーター子会社、LGとの合弁に_
■ファナック嫌気も75日線を支持線とした底堅い展開を意識
28日の日本株市場は、売り先行後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが266ドル安だった。クレジットカード大手ビザの10-12月期見通しが嫌気され、NYダウを押し下げる格好となった。一方でマイクロソフトやアルファベットは昨日引け後に発表した予想を上回る決算や長期金利の低下を受けて堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比360円安の28640円。円相場は1ドル113円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。決算が本格化するなか、国内でもファナック<6954>の下方修正を嫌気した流れに向かいやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性はありそうだ。日経平均は直近では小動きの中で25日線が支持線として底堅さを見せていたが、米株安の流れや主要企業の決算を受けた値動きにより、25日線を割り込んでくるだろう。ただし、75日線が28550円辺りに位置しているため、同線での底堅さを見せてくるかが注目される。
また、本日はTOPIX浮動株比率の定期見直しに伴う、TOPIXパッシブ連動資金のリバランス需給が発生する。この需給を見込んだ先回り的な物色が見込まれるため、売り一巡後はこう着感が強まりやすくなりそうだ。75日線水準での底堅さが見られるほか、ファナックが売り一巡後に下げ渋る動きを見せてくれば、押し目買いの動きも出てくる可能性はあるだろう。
また、米国の下げについても決算を嫌気した下落であり、一方で好決算を発表した銘柄は買われている。米長期金利の低下を背景にハイテク株の一角も物色されているため、センチメントを悪化させる下落ではないだろう。そのため短期的には売り仕掛けの動きも出やすいものの、業績に安心感のある銘柄や調整一巡感が見られている銘柄などへは押し目買いに向かわせそうだ。
その他、31日に投票日を迎える衆院選挙では、自民党が議席を減らすものの、単独で過半数を獲得するといった報道もある。結果判明の前でショートポジションを積み上げる動きも考えづらく、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のカバーを狙った押し目買いスタンスになりそうである。
■ファナック、22/3下方修正 営業利益1775億円←1944億円
ファナック<6954>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は7276億円から7089億円、営業利益を1944億円から1775億円に下方修正した。コンセンサス(2150億円程度)を下回る。半導体などの部品不足で事業環境の先行きが不透明な状況が続くとの見方。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(15235.84、+0.12)
・米長期金利は低下
・大型経済対策への期待
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・東レ<3402>ハンガリー・セパレーター子会社、LGとの合弁に
・東ソー<4042>米センバ買収、バイオサイエンス拡大
・INPEX<1605>出光スノーレを子会社化、ノルウェー石油・ガス権益取得
・INPEX<1605>コンゴ鉱区の原油事業撤退
・豊田織<6201>フォーク部品の米・伊2社買収、物流自動化に照準
・ファインシンター<5994>デジタル駆使「未来ファクトリー」構築
・アルプス<6770>古野電気とGNSSモジュール開発、車両位置の誤差50cm
・ジェイテクト<6473>競技自転車向け玉軸受開発
・クボタ<6326>スペイン社買収、果樹向け作業機器拡充
・コマツ<6301>鉱山機械を電動化、米プロテラからバッテリー調達
・ユーグレナ<2931>継続摂取で睡眠の質向上、臨床試験で確認
・神戸鋼<5406>子会社が還元鉄プラント受注拡大、水素利用で脱炭素
・日本製鉄<5401>光触媒機能鋼板、コロナ不活化、有効性確認
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:ファナック嫌気も75日線を支持線とした底堅い展開を意識
■ファナック、22/3下方修正 営業利益1775億円←1944億円
■前場の注目材料:東レ、ハンガリー・セパレーター子会社、LGとの合弁に_
■ファナック嫌気も75日線を支持線とした底堅い展開を意識
28日の日本株市場は、売り先行後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが266ドル安だった。クレジットカード大手ビザの10-12月期見通しが嫌気され、NYダウを押し下げる格好となった。一方でマイクロソフトやアルファベットは昨日引け後に発表した予想を上回る決算や長期金利の低下を受けて堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比360円安の28640円。円相場は1ドル113円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。決算が本格化するなか、国内でもファナック<6954>の下方修正を嫌気した流れに向かいやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性はありそうだ。日経平均は直近では小動きの中で25日線が支持線として底堅さを見せていたが、米株安の流れや主要企業の決算を受けた値動きにより、25日線を割り込んでくるだろう。ただし、75日線が28550円辺りに位置しているため、同線での底堅さを見せてくるかが注目される。
また、本日はTOPIX浮動株比率の定期見直しに伴う、TOPIXパッシブ連動資金のリバランス需給が発生する。この需給を見込んだ先回り的な物色が見込まれるため、売り一巡後はこう着感が強まりやすくなりそうだ。75日線水準での底堅さが見られるほか、ファナックが売り一巡後に下げ渋る動きを見せてくれば、押し目買いの動きも出てくる可能性はあるだろう。
また、米国の下げについても決算を嫌気した下落であり、一方で好決算を発表した銘柄は買われている。米長期金利の低下を背景にハイテク株の一角も物色されているため、センチメントを悪化させる下落ではないだろう。そのため短期的には売り仕掛けの動きも出やすいものの、業績に安心感のある銘柄や調整一巡感が見られている銘柄などへは押し目買いに向かわせそうだ。
その他、31日に投票日を迎える衆院選挙では、自民党が議席を減らすものの、単独で過半数を獲得するといった報道もある。結果判明の前でショートポジションを積み上げる動きも考えづらく、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のカバーを狙った押し目買いスタンスになりそうである。
■ファナック、22/3下方修正 営業利益1775億円←1944億円
ファナック<6954>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は7276億円から7089億円、営業利益を1944億円から1775億円に下方修正した。コンセンサス(2150億円程度)を下回る。半導体などの部品不足で事業環境の先行きが不透明な状況が続くとの見方。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(15235.84、+0.12)
・米長期金利は低下
・大型経済対策への期待
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・東レ<3402>ハンガリー・セパレーター子会社、LGとの合弁に
・東ソー<4042>米センバ買収、バイオサイエンス拡大
・INPEX<1605>出光スノーレを子会社化、ノルウェー石油・ガス権益取得
・INPEX<1605>コンゴ鉱区の原油事業撤退
・豊田織<6201>フォーク部品の米・伊2社買収、物流自動化に照準
・ファインシンター<5994>デジタル駆使「未来ファクトリー」構築
・アルプス<6770>古野電気とGNSSモジュール開発、車両位置の誤差50cm
・ジェイテクト<6473>競技自転車向け玉軸受開発
・クボタ<6326>スペイン社買収、果樹向け作業機器拡充
・コマツ<6301>鉱山機械を電動化、米プロテラからバッテリー調達
・ユーグレナ<2931>継続摂取で睡眠の質向上、臨床試験で確認
・神戸鋼<5406>子会社が還元鉄プラント受注拡大、水素利用で脱炭素
・日本製鉄<5401>光触媒機能鋼板、コロナ不活化、有効性確認
☆前場のイベントスケジュール
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・日銀金融政策決定会合(最終日)
<海外>
・特になし <ST>
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